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RACE2021.4.4

<4月2日~4日>大宮競輪 第34回デイリースポーツ賞 Fl「レース展望」 ※4/4更新

■ 大宮F1決勝戦展望

 並び
 173  5
  426
  競競
  りり

 関東ラインは地元の森田-久木原に茨城の武田。
 北日本ラインは宮城の大槻-和田に青森の五日市。
 静岡の萩原は単騎戦となり、
 実質森田の先行一車となった。
 北日本ラインの並びは話し合いの結果、
 大槻が一番前で森田ジカづけを宣言した。
 関東ラインは後輩森田の前回りで、
 久木原は武田に断りを入れてから、
 森田マークを宣言。
 南関東単騎の萩原は「何かしたい」とコメント。
 森田は武田が3番手を回ることの
 重みを感じている様子で、
 「ラインの中から優勝者を出したい」とコメントした。
 先行は森田で番手は初手から競りになり、
 大槻はジカで外競りとみて、
 関東ラインの前受けになりそう。
 森田は誘導を使って、
 1コーナー入口あたりから先行するのがベストか?
 萩原は番手競りを見ながら、追い上げか、
 森田がスタート出なかった時は、
 前で飛びつき策になるか?
 森田も初日の失速が心配されたが、
 準決勝戦の13秒5の上がりタイムを見れば、
 何の問題もないだろう。
 久木原も和田の強襲には屈したが、
 ホームカマシで上がり13秒8は秀逸。
 選手生活で、おそらく今が一番強い。
 問題は番手戦で、
 前々回平の初日にも競られているが、
 競りは正直厳しいか。
 森田が展開有利に逃げ切りVに期待。
 番手戦は森田が気をつかっても、
 大槻に分がありそうで、
 大槻・和田の宮城両者が相手になるか?
 武田は、久木原が競りを凌げれば、
 チャンスが巡ってくる。


■ 競輪解説者 田淵浩一氏 3日目(4/4)推奨レース

 ☆3レース「伊藤の機動力中心」

  △  ◎〇  ×
  72 416 53

 ☆9レース「関東ライン強力」

  ◎〇注  ×△
  3156 472


■ 大宮F1戦展望

森田優弥(埼玉113期)の機動力に期待する。
今年はF1戦V2、G3戦2戦とも
優出と好調をキープ。
前回G2松阪ウィナーズカップでも
1勝を挙げており、着実に力をつけてきた。
先行基本に何でも出来るので、
後手は踏まないタイプ。大宮はF1戦V歴もあり、
前回1月記念1.4.3.⑨着と4日間先行して、
平原康多(埼玉87期)のVに貢献する走りをした。
ホームバンクのアドバンテージもあり、
狙うは地元Vのみ。

実績ある武田豊樹(茨城88期)、神山雄一郎(栃木61期)、
徹底先行タイプで近況上昇中の眞杉匠(栃木113期)、
好調キープの地元 久木原洋(埼玉97期)と
関東ラインは充実しており、
勝ち上がり次第では別線も考えられるが、
森田には援軍が揃うとみて、V候補筆頭に挙げる。

対するは、大槻寛徳(宮城85期)、
和田圭(宮城92期)の差し脚。
両者ともに今年V歴もあり、
G1全日本選抜でも大槻は2勝を挙げ、
和田は準決勝戦進出と結果を出している。
大宮は大槻は今年1月4.2.⑥着で
決勝戦は北日本ラインの4番手回りで、
番手競りの厳しい戦いだった。
和田は昨年の記念1.5.4.6着、
その前のF1戦は連続準Vと相性は良い。
飯野祐太(福島90期)との
北日本ラインは強力布陣で、
両者の差し比べが逆転候補。

南関東ラインは萩原孝之(静岡80期)が軸になるが、
強力な機動力タイプ不在で、
復調途上の小埜正義(千葉88期)、
大宮得意な小林則之(静岡85期)が
勝ち上がれば目標になるが、
自在戦で活路を開くレースになりそうだ。

森田優弥中心に援軍揃う関東ラインが優勢で、
森田優弥の地元Vに期待する。
飯野祐太に勢いもらう
大槻寛徳-和田圭の宮城両者が逆転を狙う。
南関東ラインは、厳しい戦いになりそうだ。