<5月12日~14日>大宮競輪 第66回報知金杯 Fl「レース展望」※5/14更新
大宮F1戦 決勝戦展望
並び
517 26 34
関東ラインは、特選と準決勝戦の流れからか、
群馬の佐々木に地元の池田-新潟の藤原で
折り合い、本線を形成。
近畿単騎の福井の小森の後ろには、福島の中田。
南関東単騎の神奈川の青野には、
宮城の荻原と北日本両者が分かれてつき、
それぞれ即席ラインが出来上がり、
3対2対2の3分戦となった。
自力型3車の比較は、
積極性は連日先行している小森が上回るが、
青野もタイミング次第では、
主導権を取りに行くだろう。
佐々木はライン3車だが、2日間同様、
捲りに構えるか、あってもカマシだろう。
状態面では、やはり佐々木の力が上回る。
小森は、スタイルは変わらないが、
初の大宮バンクで、直線の長さに泣かされそう。
青野は初の大宮、初の500バンクで、
しかもS級初優出。準決勝戦逃げ切りは立派の一言。
佐々木の前受けを青野が押さえて、
最終的には、小森が先行する展開か?
最低5番手ある佐々木が、スピードの違いで捲り切る。
仮に小森と青野が踏み合えば、
更に展開は佐々木に向き、佐々木のVチャンス。
番手の池田は、追走までで逆転はどうか?
小森の番手の中田が逆転含みの対抗格。
穴は、S級初優出も実力未知数の青野の一発が面白い。
競輪解説者 田淵浩一氏による『3日目(5/14)推奨レース』
☆7レース「近藤の逃げ切り期待」
◎〇 △ 注
246 3 5
1
×
競
り
☆9レース「吉田の首位期待」
△×注 ◎〇
147 5 623
大宮F1戦展望
佐々木悠葵(群馬115期)の
機動力が中心になる。
強烈なダッシュ力を生かした
カマシ・捲りが主戦法だが、
近況は、積極的な仕掛けが目立ち、
ラインで決める走りが出来ている。
昨年11月に特進後、
F1戦は常に優勝争いに加わり、
すでにV2と戦歴も上位だ。
大宮は2019年7月デビュー戦1.3.1着、
2020年6月1.2班戦1.1.④着と
まだV歴はないが、
仕掛けのタイミングの良さと
航続距離も長くなった現状なら、
長走路も克服できるはず。
V候補筆頭に推す。
佐々木マークは、
地区的には藤原憲征(新潟85期)になるが、
地元の池田勇人(埼玉90期)が主張したい。
自力自在戦で戦い、
位置取りにもこだわるスタイルで、
近況は番手のレースが多くなってきた。
大宮はF1戦はV歴もあり、優出率も高く、
落車欠場明けだった今年1月も
5.2.③着と好走している。
佐々木の仕掛け次第では地元Vも狙える。
対するは高久保雄介(京都100期)中心の
近畿勢に機動力タイプが揃った。
高久保も近況成績安定しており、
大宮は2019年5月1.1.④着、
今年の記念3.5.6.5着も
2日間は先行する積極的なレースを見せており、
500バンクの走りかたも熟知している。
小森貴大(福井111期)は、
主導権取りに意欲的な走りで、
今年S級初Vを飾り、成績上昇中。
大宮は初参戦となり、
長い直線を攻略出来るか?注目したい。
他にも徹底先行タイプの藤井昭吾(滋賀99期)や
自力基本に器用なレースする元砂勇雪(奈良103期)と
自力タイプ揃い、連係可能なら、
強力なラインが出来上がる。
スピードある吉田茂生(岐阜98期)の捲りも魅力ある。
落車欠場明けの前回奈良記念で優出しており、
状態面は問題ないだろう。
大宮は昨年3月1.7.7着、
一昨年1月記念3.8.3.7着と悪くなく、
記念の3日目は長い距離も踏んでいた。
中部ラインは参加人数少なく、
遠征ラインで近畿勢との連係もあるか?
南関東ラインは、渡邉豪大(静岡107期)、
近藤夏樹(千葉97期)の機動力が軸になるが、
新人 青野将大(神奈川117期)の先行力に注目したい。
レースセンスあり、地脚タイプで長い距離も踏める。
大宮も500バンクも初めてだが、
500バンクを苦にするタイプには思えない。
まだ、S級戦優出ないが、
南関東マーク陣は武田憲祐(神奈川93期)、
成田健児(神奈川75期)、
望月永悟(静岡77期)と援軍も揃っており、
勝ち上がれれば、面白い存在になりそうだ。
佐々木悠葵の機動力上位で、
地元の池田や藤原との関東ライン優勢とみるが、
機動型揃った中部近畿の遠征ラインが結束なら、
逆転も十分。
青野次第で、南関東ラインもチャンスあり。