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RACE2021.5.23

<5月21日~23日>大宮競輪 競輪ルーキーシリーズ2021&埼玉新聞社杯&スピードチャンネル・スカパー賞 Fll「レース展望」※5/23更新

大宮 男子新人戦決勝展望

並び
36 1 2 47 5

ラインが出来たのは、
宮城の木村に福島の平山がつく北日本ラインと
岡山の山根に香川の上野がつく中四国ライン、
他の3人は、単騎自力戦を選択して、
2対2対1対1対1の細切れ戦となった。
北日本の2人は連日番手戦の平山が、
同地区の木村を指名し即決。
中四国の2人は当初は別線を示唆していたが、
北日本ラインの連係を知ると対抗するには、
ライン形成が得策と考えたようで、
上野が番手戦を選択。
神奈川の2人は長考の末、
別線を選択し、地元の桑名は、
単騎自在戦とコメントした。
2日間の走りを見ると、
連勝で勝ち上がった4人の中で、
機動力は山根が上回り、
伸び脚は平山が良く見え、
両者ともに走りに余裕が感じられる。
細切れ戦で、動ける選手が揃い、
展開は読みづらいが、
先行はラインの出来た山根か木村か?
単騎も予選逃げ切っている新村もありそうだ。
金田は、おそらく捲り狙い。
地元の桑名は、レース展開を読む能力と
クレバーな走りは、新人離れしている。
流れに乗って、地の利を生かしたい。
地力に勝る山根のVに期待する。
上野の差し切りも一考。
差し脚切れる平山の逆転と
レースセンスある桑名の
食い込みには警戒したい。

競輪解説者 田淵浩一氏による『3日目(5/23)推奨レース』

☆1レース「田中の機動力断然」

 ◎〇 △ ×
 13 4 52

☆4レース「木村の機動力上位」

   注 ◎ △ ×   〇
 1 2 3 4 5 6 7

大宮F2戦展望

中四国・九州勢も斡旋で、
突出した選手不在ながら、
古屋琢晶(山梨90期)の機動力に期待する。
ダッシュを生かした捲りの破壊力は抜群で、
スピードは上位だ。
前々回松戸の決勝戦、落車最乗5着、
前回の青森準決勝戦敗退は、
珍しく位置取りにこだわった結果、
持ち味を出せなかっただけで、
初日と最終日のレースをみると問題はないだろう。
大宮は近歴では、2019年3月9.3.⑤着、
2015年8月1.1.④着と捲りを武器に好走しており、
ラインを連れてのロング捲りを差される
パターンはあるが500バンクは苦にしない。
自分の仕掛けなら押し切れるとみて中心に推す。

マークは、牛山貴広(茨城92期)が主張する。
膝の半月板手術により、S級から降級し、
完全復活までは、まだ時間はかかりそうだが、
状態は上向き。
古屋に食い下がっての関東ワンツーが本線。

松尾勇吾(熊本115期)は成績上昇中。
徹底先行タイプではないがレースセンス良く、
流れに応じて無駄のない自力勝負をしている。
大宮バンクは初参戦となるが、
ホームバンクが熊本なので、
心配はないだろう。1.2班戦初Vを狙う。

マークは、同県高木竜司(熊本82期)。
高木も近況成績は準V2回と安定しており、
熊本両者が対抗格。

栗本尚宗(千葉113期)も差はない。
以前ほどの積極性はなくなったが、
自在性を身につけ、レースも上手くなってきた。
大宮は過去2戦良績はないが、
本格化した現状なら、好勝負可能。

マークは、落合達彦(静岡96期)が有力も、
落車欠場明けがどうか?。

遠征勢は越智展孝(愛媛88期)の出方が鍵になりそう。
追い込みタイプだが、横より縦で勝負するタイプ。
4月向日町Vと決め脚は確かだ。
四国同士の積極型、戸田康平(香川101期)を
足場に出来れば良いが、
実績ある石丸寛之(岡山76期)、
富弥昭(山口76期)の中国ラインとの連係なるか?

あとは金澤竜二(福島91期)の機動力にも注目したい。
前々回の松戸では、
連勝中の新人、松本秀之介(熊本117期)を破り、
一発の魅力は健在。
大宮はS級戦含め1着多く、相性も良い。
北日本ラインで、川津悠揮(北海道96期)を連れての
捲り一撃に警戒したい。

戦歴抜けた選手も主力勢の中で積極タイプも不在で、
正直読みづらいが、古屋のスピード上位とみる。
勝ち上がりと展開次第では、
どこのラインにもチャンスはありそうで、混戦模様。