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RACE2021.9.26

<9月24日~26日>大宮競輪 第4回チャリ・ロト杯 Fll「レース展望」 ※9/25更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮F2戦決勝戦展望」

並び
53  174  62

埼京ラインは準決勝戦同様、
地元の荒木-丸山の後ろに
東京の長井がつき、ライン3車。

千葉ラインは準決勝戦同様、田頭-山本。

北日本ラインも、準決勝戦同様、
福島の鈴木に宮城の三浦で、
3対2対2の3分戦となった。

自力型3車の比較は、
積極性は3車ともにバック数多いが、
115期の鈴木と荒木の
主導権争いとみるのが自然だろう。
状態の良さは、鈴木が一番良く見える。
初日、突っ張り先行逃げ切り勝ち、
準決勝戦は離れた6番手からの
捲り圧勝と抜群の動き。
荒木は病気欠場明けの影響もあるのか?
初日、捲りを差されているのが気になる。
準決勝戦も中団に拘った走りをしていて、
先行意欲は感じられなかった。
逆を言えば、大宮の勝ち方を知っている。
田頭は初日は位置を取っての捲り追い込み勝ち。
準決勝戦は前団のもつれを捲り2着で、
切れはあるが、長い距離は踏んでない。

番手を回る三浦、山本、丸山も前次第だが、
勝ち切れる力はある。
ライン3車の荒木の出方が鍵になる。
地元の決勝戦だけに、
思い切り良く仕掛けるか?勝ちに拘るか?
鈴木は状態面から見ても積極的に動くだろう。
田頭は115期両者の動きを見て、仕掛けたい。
互角の対戦で、誰にでもチャンスがありそうだが、
鈴木の仕掛けに乗る三浦のVに期待する。
鈴木の押し切りも押さえたい。
荒木次第では、地元丸山と長井にもチャンス到来。
展開不問で、格上山本の突き抜けは要警戒。

競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(9/26)推奨レース」



☆6レース「水森の機動力上位」

 ◎〇△ 注×
 523 146 

☆10レース「119期対決」

 〇注  × ◎△
 146 3 725

競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮ガールズ戦展望」

鈴木美教(静岡112期)の自力自在戦に期待する。
近況2場所は優勝こそ逃しているが、
直近4ヶ月の勝率72.4%、3連対率86.2%、
今年7Vと安定した成績を残している。
昨年のガールズGP出場メンバーで
実績も最上位だ。
大宮は2018年6月2.4.④着、
2020年12月完全Vで、
体調不良だった前々回の汚名返上を
払拭する力強いレースを見せた。
500バンクでも逃げ切れる
強靭な地脚を武器にV争いをリードする。

久米詩(静岡116期)も差はない。
自力自在に前々攻める走りで、
着実に力をつけてきた。
直近4ヶ月の勝率54.5%、3連対率81.8%、
今年V5と高いレベルで安定している。
大宮は前回2020年8月2.3.⑤着と
高木真備(東京106期)に敗れたが、
2019年10月初Vを飾った
メモリアルバンクでイメージも良いはず。
逆転のV候補に指名したい。

杉浦菜留(愛知118期)も急上昇中の1人。
捲りを武器に今年7月からの3連覇は、
インパクト大の走りだった。
大宮は初参戦となり、
500バンクも初出走なので、
仕掛け処の難しさもあるが、
一発の魅力は十分ある。

岡本二菜(東京118期)が本格化してきた。
目下3場所連続準Vで初Vも間近に思える。
前回地元の京王閣では
師匠の石井寛子(東京104期)との
ワンツー決着で、
上昇気流に乗って初Vを目指す。

地元の細田愛未(埼玉108期)に期待したい。
5月頃から練習環境を変えて試すも
成果上がらず、元の練習に戻して
一旦は調子戻ったように見えたが、
なかなか波に乗れてない。
昨年末からの4連覇の実績からみると、
まだまだ物足りない感はある。
大宮は前回2020年10月2.1.②着の準V、
2019年にはV歴もあり、得意バンクの一つで、
仕掛け処は熟知している。
地元のアドバンテージを生かして、
V争いに期待する。

他にはぶれないレーススタイルで、
先行力が魅力の加瀬加奈子(新潟102期)、
500mT.Tの養成所記録を更新し、
和歌山のルーキーシリーズを逃げ切りVで
飾った山口真未(静岡120期)も争覇圏内。

鈴木美教と久米詩の静岡両者が、
実績と安定感から中心になるが、
競走得点高い伏兵も多く、
激しいV争いになるとみる。