<10月4日~6日>大宮競輪モーニング830 第16回エート賞&CTC杯 Fll「レース展望」※10/6更新
競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮チャレンジ戦決勝戦展望」
並び
15 246 73
北日本ラインは初日予選同様、
宮城の菅野には高校の先輩
大内がつく宮城両者の後ろに、
準決勝戦、菅野を差した
岩手の清水までが続きライン3車。
南関東単騎の神奈川の北井には兵庫の中村(美)、
関東単騎の茨城の木村には愛知の中村(賢)が、
それぞれ番手戦を選択して、
即席ラインを形成し3対2対2の3分戦となった。
即席ラインの経緯は準決勝戦終了後、
中村(美)が「新人の後ろが空くなら、
つきたい。賢二と相談する」と言い、
話し合いの結果、先輩で得点上位の
中村(美)が北井を指名して、
中村(賢)は中近連係よりは、
チャンスのある木村の後ろを選択した。
自力型3車の比較は、
積極性は3車ともにバック数多く
同期対決に燃えている。最終的には
119期生の力勝負になると思われるが、
同地区の先輩2人つける菅野が
ライン3車を生かしての
主導権とみるのが自然か。
3人の直接対決はルーキーシリーズを除き、
菅野と木村は、木村2勝。
木村と北井は、北井が1勝。
北井と菅野は、初対決。
菅野は木村にリベンジしたい様子で、
かなり意識していた。
119期3車の力関係は在所中、
ゴールデンキャップ獲得している
木村と北井の方が上位で、
木村と北井は、現状では互角に見える。
菅野が先行態勢に入り、木村と北井は、
かますか捲りになるとみて、
位置取りが鍵になりそう。
好位確保が優勝の近道だが、
大宮だけに溜めて直線強襲もあり得る。
木村も北井も目下5連勝中で、
勝って次回特昇を狙いたい。
正直迷うが、車番の差で
位置取り有利な木村のVに期待する。
北井の逆転も互角。
菅野は、ラインを生かして、
どこまで抵抗出来るか?
新人以外では実績ある中村(美)の連対も魅力。
競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(10/6)推奨レース」
★4レース「地元ラインに期待」
× 〇◎△ 注
27 415 36
★7レース「119期対決」
◎ ×注 〇△
15 246 73
競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮ガールズ戦展望」
高木真備(東京106期)の
機動力が抜けている。
8月函館では叩けず、抜けずの
高木らしくないレース内容で、
次回西武園を病気欠場。
状態面に不安を感じていたが、
前回松戸では高木らしく、
位置取りもひるまず、
積極性な仕掛けでの完全Vと
完全復調を感じさせる走りを見せた。
大宮は過去3戦全て完全Vと
相性は抜群に良く、
死角は見当たらない。
逃げても捲っても首位不動、
断然のV候補筆頭に挙げる。
次位争いは混戦も
篠崎新純(千葉102期)の
自在戦に期待する。
前受けからの飛び付きや
自力兼備の総力戦で今年準V3回と
安定した成績を残している。
大宮は昨年8月1.4.④着と
高木真備に敗れたが、
019年7月完全Vを飾っており、
イメージも良いはず。
対抗格に推す。
奈良岡彩子(青森104期)も差はない。
前回平では小林莉子(東京102期)に
食い下がり準V、
今年3月奈良では捲ってV奪取と戦歴は、
高いレベルで安定している。
位置を取っての追い込みタイプなので、
狙いは高木マークになるか?
高木マークなら、次位有力。
岩崎ゆみこ(茨城116期)の
自力勝負も魅力ある。
近況2場所ひと息も、
今年2月佐世保で
鈴木美教(静岡112期)を
3タテする完全Vを
逃げ切りで飾っている。
大宮は2019年10月補充1着のみ。
機動力タイプ少ない今節は、
タイミング良く仕掛ければ、
チャンスもあるだろう。
あとはアグレッシブなレーススタイルで、
大宮準V歴ある板根茜弥(東京110期)と
大宮はホームバンクで、大宮連続優出中の
藤田まりあ(埼玉116期)までが争覇圏内。
最後に新人の
西脇美唯奈(愛知120期)に注目したい。
連続落車で負傷欠場明けになり、
状態面が心配されるが卒記クイーン、
大宮のルーキーシリーズ1.1.②着で見せた
前々攻めるレースは、印象的だった。
状態次第で実力も未知数だが、
出走する以上は、注目してみたい。
高木真備の機動力断然上位で、V有力。
次位争いのシリーズとみる。