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RACE2024.7.21

<7月19日~21日>大宮競輪モーニング7 競輪公式投票CTC杯 F2「シリーズ展望」※7/21更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「決勝戦展望【A級チャレンジ戦】」


並び
145 62 37

関東ラインは地元の森田に群馬の横田が付き
3日間一緒の栃木の岡部と
同県福田の栃木コンビに分かれ
南関東単騎の神奈川の櫻井は
森田ラインの3番手を選択し
三重の弓矢には福岡の高田が付き
西日本ラインを形成し
3対2対2の3分戦となった。

125期生3人の同期対決となり
主導権は読みづらい。
1番積極的なのは岡部だが
航続距離は長くない。
弓矢は立ち上げが得意ではないので
うまくスピードをもらって仕掛けたい。
森田はライン3車なので
先行基本に流れに応じて走れるのは強み。
状態が良さそうなのは岡部と高田と横田。
岡部は準決勝戦、弓矢の捲りを追って
さらに捲り切ったのは、強かった。
高田は連日、目標不発も
自ら踏み上げ力のあるレース内容。
横田は初日予選では捲ってぶっちぎり快勝。
準決勝戦は小田と櫻井相手に
逃げ切り勝ちと文句なしの勝ち上がり。
森田は準決勝戦、番手捲りで
後ろをちぎるかと思われたが
高田に迫られたのが不満。
後ろに気を使って
まだ本気で踏んでないとも見えるが
多少、腰痛で欠場した影響が
残っているようにも見える。
車番的に森田が前受けなら
岡部が中団、弓矢が押さえる展開か。
森田は突っ張りの可能性もあるが
引いて捲りでもいいだろう。
岡部が叩いて主導権なら
中団の弓矢にもチャンスはある。
岡部が先切りなら
弓矢が押さえると
苦手パターンでかかりきらないか。
森田は岡部と弓矢の動きを見て
決勝戦は全開で踏めば結果はついてくる。
森田が万全でなくても
車番とライン3車の利を生かし
完全Vに期待する。
番手横田は踏み出しに集中。
逆転候補は当然125期生2人になるが
弓矢に乗る高田の一発が面白い。

競輪解説者 田淵浩一さんによる「大宮競輪 推奨レース【3日目最終日(7月21日)】」

☆6R A級チ選抜「小田の機動力上位」

 ×注     ◎○△
 15 3 6 247


☆7R A級チ決勝「森田の完全V期待」

 ◎○  ×  △注
 145 62 37

競輪解説者 田淵浩一さんによる「大宮競輪 レース展望【A級チャレンジ戦】」


本格デビュー初戦や降班組がいて
比較は難しいが125期生4人を中心に考えたい。

まずは在所成績第2位で
ゴールデンキャップ2回獲得、
卒業記念チャンピオンの
地元 森田一郎(埼玉125期)。
ルーキーシリーズは、
3戦V1、1着6回と
デビュー戦の平塚完全V以外は
やや物足りない感は否めない。
前回青森病気欠場も気になり
本格デビュー戦初戦の走りに注目が集まる。
ルーキーシリーズを見ると
同期生相手ということもあるだろうが
あまり長い距離を踏むタイプではなく
捲りが勝ちパターン。チャレンジ戦だけに
前受け突っ張り先行押し切りの
レースができれば有利に戦えるだろう。
大宮はホームバンクで
500バンクの走り方を知っているのは
大きなアドバンテージになる。
スピードとポテンシャルの高さは
1番だと思うので地元Vに期待する。

弓矢輪太郎(三重125期)は
在所成績第53位ながらも
本格デビュー初戦の向日町を完全V奪取。
初日予選は前受けから突っ張るも
最終ホームで叩かれ、決勝戦は
前受けから引いて3番手外並走からの
捲り勝ちと冷静だったとも見えるが
中途半端なレースにも見える。
レースセンスはあると思うが先を見据えて
もう少しスケールの大きいレースが
できると伸びしろはありそう。

小田恭介(青森125期)は在所成績第21位で
本格デビュー初戦宇都宮1.2.②着の準V。
初日予選は捲りになったが
準決勝戦逃げ残り2着、決勝戦は
最終ホームで同期に叩かれ
番手捲りを同期に差されはしたが
積極的なレースはできて内容は良かった。
500バンクを経験できたのも大きい。
2戦目の今節は、変わり身もあり得る。

岡部陸斗(栃木125期)は在所成績第59位で
本格デビュー初戦を迎える。
ルーキーシリーズを見ると
結果は出ていないが
積極性は今節の125期生の中ではNO1。
他の同期3人と比べて自転車競技歴がない分
現状ではやや差があるように見えるが
在所時のタイムは出ているので
先を見据えたレースができれば
結果はついてくるだろう。
ホームバンクは宇都宮なので
500バンクも問題はないはず。

125期生以外では自力タイプでは
横田政直(群馬103期)と
大沼孝行(静岡74期)と
櫻井利之(神奈川101期)。
横田は今期降班後、2場所走り
1.2.③着、1.7.1着と125期生相手でも
互角の戦いができている。
関東ラインで森田、岡部との連係も
可能で好勝負は必至。
大沼と櫻井はともに
降級初戦で優出逃すも
前期1.2班戦でも勝ち星あるので
底力はある。

追い込みタイプでは、
前期A1班、競走得点トップの
中野智公(和歌山99期)がV候補。
前期、1.2班戦でも特選シードの
戦歴があり、実績は最上位。
チャレンジ戦初戦となる今節、
目標次第にはなるが中部近畿ラインで
弓矢目標なら差し切りVもある。

あとは自力兼備の山口茂(福島98期)と
高田真幸(福岡83期)も争覇圏内。
山口は降班後2場所走り
優出ないが3勝を挙げており
自在性が魅力。
高田は降班初戦の地元小倉1.1.④着と
連日目標あるレースだったが
125期生を楽に差し切り連勝で
勝ち上がりを決めており決め脚は確か。

125期生中心とみて
本格デビュー初戦で欠場明けも
在所成績とタイムも優秀な
地元 森田一郎がV候補筆頭。
対するは、同期の弓矢輪太郎
小田恭介
125期生を敗れば中野智公
横田政直高田真幸か。