<9月18日~20日>大宮競輪モーニング7 スピードチャンネル・スカパー杯 F2「シリーズ展望」※9/20更新
競輪解説者 田淵浩一氏による「決勝戦展望【A級戦】」
並び
71 25 643
関東ラインは特選同様、
茨城の松崎に新潟の治田。
中部近畿ラインも特選同様、
岐阜の長屋に福井の中川。
北日本ラインは
青森の立花に宮城の橋本が番手、
3番手を南関東単騎の
静岡の稲葉が回りライン3車となり
2対2対3の3分戦となった。
並びで注目されたのは
稲葉の位置と関東の前後だったが
稲葉は特選で橋本、
準決勝戦で立花に付いた
今節の流れを重視して
北日本後位選択に迷いはなかった。
松崎は準決勝戦の反省を踏まえ
決勝戦は積極的な走りをしたいようで
治田に前回りを志願して
治田も特選の流れもあり
番手戦を選択した。
北日本ラインは
立花の「頑張ります」の一言で即決。
橋本に「番手戦はどう?」と尋ねると
「何回か経験あるので
問題ないです」と不安はなさそう。
先行は立花か松崎。
立花はシリーズリーダー橋本の
前を回る以上「やることは一つ」とキッパリ。
松崎も準決勝戦、同期立花に見られ
仕掛け遅れた反省を踏まえて
2日続けて負けられない。
長屋は準決勝戦「落車もあり動揺したが
自信のなさが出ている」と言い
決勝戦は両ラインの
主導権争いを待って仕掛けたい。
状態が良さそうなのは治田と立花。
治田は特選の伸びは良かったし
準決勝戦もマイペースながら
逃げ切り勝ちは強かった。
本人も準決勝の落車も
長屋の位置も確認できていて
「仕上がりは良い」と余裕がある様子。
立花は初の大宮も
自分のレースができていて
逃げ切り連勝は立派。
落ち着いてレースができていて
サドルの調整がバッチリ決まった様子。
橋本は前回の落車で
踏み出しに不安はあったようだが
「思ったよりは踏めている」と
力は出せる状態。
中川は大宮初優出に喜んでいて
「きつかったが凌げて良かった。
チャンス来たら掴める状態」と
悪くない印象。
稲葉はエースフレームが壊れてしまい、
まだ新車が踏み切れていないようで
展開に助けられている印象。
ライン3車の利を生かし
先行に迷いない立花の主導権とみて
番手橋本のV有力。
稲葉は追走まで。
逆転あれば松崎に乗る治田。
主導権争い長引けば
長屋の一発も魅力あり。
競輪解説者 田淵浩一さんによる「大宮競輪 推奨レース【3日目最終日(9月20日)】」
☆3R A級特一般「地元ラインに期待」
◎○注 △×
1753 6 42
☆7R A級決勝「番手橋本のVチャンス」
注× △ ◎○
71 25 643
競輪解説者 田淵浩一さんによる「大宮競輪 レース展望【L級ガールズ戦】」
傑出した自力タイプ不在も
當銘直美(愛知114期)の
自力自在戦に期待する。
以前の位置取り重視のスタイルから
縦脚重視のスタイルに変更後、
成績は急上昇。
今年V9、前回地元名古屋決勝戦では
後方から仕掛ける奥井迪に飛び付き
差し切る強い内容のレースを見せていた。
4月久留米G1オールガールズクラシックは
惜しくも優出逃すも
6月岸和田G1パールカップ1.1.⑤着、
7月松戸ガールズケイリンフェスティバル
2.1.③着と優出を果たし
ガールズトップクラスと
互角の勝負ができている。
大宮は5戦4優出、準V2回と相性も良く
本格化した現状ならV候補筆頭に推す。
小林莉子(東京102期)が互角のV候補。
縦脚兼備で位置取り重視のスタイル。
今年V10、直近3場所V逸しており
今年前半の6連覇した頃の勢いはないが
ガールズGP初代女王、
4月久留米G1オールガールズクラシックで
優出と実績は最上位。
大宮は過去5戦全て優出、
V2準V2回3着1回と
安定した成績を残している。
好位キープからの差し切りVを狙う。
増田夕華(岐阜118期)もV候補の一角。
先行タイプではないが
前々攻めるレーススタイルで
今年V1ながら現在8レース
連続3連対中と安定感ある。
近況は最終バックを取るレースも増え
積極性もアップしている。
大宮は昨年6月3.2.止の一度だけ。
優出果たすも決勝戦は中止となり
初日2日目ともに
鈴木美教に交わされていた。
初日よりは2日目のほうが内容も
良くなっていたので
長走路の走りに慣れれば問題ないだろう。
地元の高橋梨香(埼玉106期)の
自在戦もV圏内。
今年6月の前橋で途切れたが
G1戦以外は一昨年11月富山以来全て
優出と安定感は抜群。
8月大垣で完全V奪取、
ガールズ最年長優勝記録を
更新と元気いっぱい。
大宮は過去準V2回と
まだ地元Vはないので勝って自らの
ガールズ最年長優勝記録の
更新を目指す。
126期の新人
伊藤優里(三重126期)に注目したい。
本格デビュー後5戦して
優出は1回だけだが
6月松山のルーキーシリーズを逃げ切りV。
在所時も先行で16勝を挙げ
本格デビュー後3勝も全て逃げ切り勝ちと
先行力が光っている。
初の500バンクの不安はあるが
挑戦者の立場なので
思い切りの良いレースに期待したい。
G1で結果を残している當銘直美と
小林莉子が双璧となるが
近況の上昇度を加味して
當銘直美を中心に推す。
経験値に勝る小林莉子が対抗格。
積極性アップの増田夕華と
地元のアドバンテージある
高橋梨香までがV圏内。
新人 伊藤優里の先行力が
台風の目になるか注目したい。