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RACE2025.2.21

<2月20日~22日>大宮競輪モーニング7 第23回e-SHINBUN賞 F2「シリーズ展望」※2/21更新

競輪解説者 井上善裕さんによる「大宮競輪 決勝戦展望【A級チャレンジ戦】」


並び
17 2 43 56

ラインは
①今井希(埼玉)⑦岩橋則明(埼玉)の埼玉ライン。
④久田朔(大阪)③梶原秀庸(大阪)の大阪ライン。
⑤貝原涼太(栃木)⑥渡邊一洋(静岡)の東日本ライン。
②藤井將(広島)は単騎を選択。

自力型四人が共に好調で
展開の早いレースが想定される。
①今井④久田⑤貝原の125期トリオは
二日間逃げて1着と好調。
三人とも仕掛けが早いので
誰が主導権を握るのか。
同期対決はともに意識する事が多いので
主導権争いが濃厚。
連日後ろを連れていく走りをした三人だが
決勝戦では自分の走りをすると
それぞれの番手をまわる
⑦岩橋③梶原⑥渡邊がついていくのは
苦しくなる可能性が高い。
踏みあった結果①今井④久田⑤貝原が
それぞれの番手にハマる可能性も。
その中で単騎の②藤井の存在は何より怖い。
初日は逃げ切り、準決勝では
外から内に切れ込み番手を奪う
変幻自在な走りは凄かった。
何でも出来る強みを生かして
125期トリオを完封するか。
近況は二回に一回優勝しているし
前回が優勝ではないので
そんな意味でも要注目な選手だ。

競輪解説者 井上善裕さんによる「大宮競輪 レース展望【A級チャレンジ戦】」


北日本はベテランと中堅選手が多く
中心になりそうなのは
前期2班の齋藤紳一郎(青森82期)。
今期は2場所走って決勝進出は
逃しているが着外1と調子は上々だ。
奈良基(宮城109期)も
前回久留米予選で逃げて2着。
森柾斗(125期)に捲られはしたが
逃げ粘っているし
何より先行テクニックがある選手なので
新人キラーとしての走りも楽しみだ。

関東勢の中心は
地元埼玉の今井希(埼玉125期)と
貝原涼太(栃木125期)。
今井は初日予選は9連勝中。
優勝こそないが身長183㎝の恵まれた
体格を生かした力強い先行は魅力だ。
貝原は前回松阪で同期4人を相手に
優勝するなど絶好調。
決勝は差しだったが本来は徹底先行。
今井との関東連携があるのか楽しみだ。
追い込み勢は堀勝政(群馬83期)、
若林耕司(群馬87期)
地元埼玉の岩橋則明(埼玉78期)の
前期2班の三人の走りも注目される。
特に若林は今期4場所で
3度の決勝進出と好調だ。

南関勢はベテランが多く中でも
安定した成績を残す
渡邊一洋(静岡72期)。
直近2場所優出と好調だが
前回防府の順延中止の疲れが心配される。
久保将史(神奈川95期)。
40歳のベテラン先行選手。
前々回名古屋で優出するなど
近況コンスタントに1着を取れているので
調子は良さそうだ。

中部勢は参加が4人と少なく
3人が50歳以上の超ベテランとなるだけに
走り方やコメントが注目される。

近畿勢の中心は久田朔(大阪125期)。
直近3場所で1着7回優勝1回着外0。
先行捲りを使い分けるが
捲りもバックを取る仕掛けの早い選手。
冬場の大宮は風が強い事が多いので
追い込み勢が久田につけきれるのか。
久田は決勝戦で同期の今井、貝原と
対戦するのに単騎での戦いはキツイだけに
勝ち上がりでは後ろを連れていく
走りに徹するのでは。

中国勢は参加が4人と少ないが
近況好調な藤井將(広島113期)。
2月武雄、1月松阪、12月松山を
追い込みで優勝と絶好調。
勝ち上がりでは先行捲りも出せる
今開催1番の自在選手。
他の3人も好調な選手だ。
特に沖本尚織(広島87期)は
2場所連続優出と好調な一人。

九州勢はベテランの追い込みが多く
中心は荒木真慈(熊本69期)。
直近2場所で優出と好調。
自力型が高田真幸(福岡83期)。
前回久留米で優出1着も多いので
自在性を生かした走りで
125期との対戦は楽しみだ。