<7月5日~7日>大宮競輪モーニング7 第12回ニッカン・コム杯 F2「シリーズ展望」
競輪解説者 井上善裕さんによる「大宮競輪 レース展望」
北日本の中心は小松剛之(宮城79期)。
前期2班の実力者。
2班戦でも1着を取れているので
調子は良さそうだ。
徹底先行の門馬琢磨(北海道105期)や
本格デビューの三浦生誠(岩手127期)と
連携出来るのは強みになりそうです。
門馬も近況1着多く好調。
三浦の走りは未知数なので
初日の走りに注目したい。
関東勢の中心は
地元埼玉の吉田夢希斗(埼玉127期)。
ルーキーシリーズでは
本来の力を発揮出来なかったが
地元でのデビュー戦だけに
キッチリ仕上げてくるはず。
他では前期2班の天沼雅貴(埼玉96期)。
前期は本来の縦脚が見れなかったが
チャレンジ戦では本来の力を発揮出来るはず。
大越啓介(茨城97期)や
ベテラン川村昭弘(新潟81期)の前期2班の二人。
特に大越は2班戦でも確定板に上がることが
多かったので調子は良さそうだ。
南関勢はルーキー戦で3連勝と
絶好調の岩辺陸(静岡127期)。
前回決勝戦では同期7人いるなかで
逃げ切りで優勝と本当に強い。
タイムも良く今開催の優勝候補の一人。
他では前期2班の内田淳(千葉111期)。
2班戦でも自在性あるレーススタイルで
コンスタントに1着を取れていて
調子は良さそうだ。
中国勢は超ベテランで
今でも自力を出す増成富夫(岡山66期)。
徹底先行で今開催で
最多のB数を誇る岡崎克政(岡山92期)。
前期2班の安本昇平(山口113期)など
魅力的な選手が揃い走りに注目したい。
四国勢は差し脚あり
連対率も良い大林亮介(香川86期)。
中国勢との連携からチャンスを掴む。
九州勢の中心は今開催の優勝候補の一人
成海大聖(大分123期)。
先行力もあり自在性ある選手。
前期1~2班戦でも優出する実力者。
127期との対戦で
経験値の差をみせて優勝を狙う。
他では前期2班でタイトルホルダーの
小野俊之(大分77期)。近況1着は少ないが
堅実なマークで同県成海と連携出来るのは
小野にとってチャンスだ。
今開催は127期の本格デビュー戦。
ベテランや実力者が多く
127期の3人が練習の力を
発揮出来るのか3日間注目したい。