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RACE2023.5.30

<5月31日~6月2日>大宮競輪 創刊75周年記念第96回スポーツニッポン新聞社杯 関東カップ FⅠ「前検日検車レポート」

大宮競輪では明日、5月31日(水)より
「創刊75周年記念第96回スポーツニッポン新聞社杯 関東カップ FⅠ」
が開催されます。

今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。

初日 12R 1番 坂井 洋 (栃木・115期)

スピードある自力勝負が魅力の坂井選手。
近況は落車が続き、
西武園の落車で今まで使っていたフレームが壊れ、
ダービーの時は練習用のフレームを使ったが、
また壊れてしまい、
前回宇都宮記念は古いフレームで走ったが、
今節前に待望の新車が届き、
一度使って次回G1高松宮記念杯に臨む。
大宮バンクは、
S級特進を決めたメモリアルバンクで
イメージは悪くないが、
500バンクは捲りが効かないので、
「好きじゃない」と言う。
戦法はレースの流れの中の自力勝負で、
捲りが得意。
レースでは
「1着取って、調子を上げる」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングと
ロードレーサーで60km位の乗り込みをたまに乗る程度。
G1決勝戦に乗る事が目標。
坂井選手の自力勝負に注目。

初日 11R 1番 山田 雄大 選手(埼玉・117期)

今期S級初昇級ながらも、
好成績を残している地元山田選手。
今期の成績について尋ねると
「思ったよりは走れてる。記念決勝戦にも乗れて、
最低限の走りはできた」と言い、
状態面については
「前回の西武園は記念後の追加で、
思った以上にダメージが残ってたので、
今回はケア中心に疲れを取ってきた」と言う。
大宮バンクはA級戦3連覇中と相性は良く、
ホームバンクなので走り慣れている。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは
「自分からアクションを起こし、結果も出す」
ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心と
電動ローラーでの回転練習と
ウエイトは補助的にやる程度。
S級上位と戦う為には名前負けせず、
全体的な底上げが必要。
山田選手の自力勝負に期待

初日 7R 3番 畠山ひすい選手(北海道・122期)

先行力を武器に、
近況上昇中の卒記クイーン畠山選手。
好調の要因について尋ねると
「自転車の乗り方やセッティングを調整して、
力が伝わるようになってきた」と言う。
埼玉県川口市出身で、
今節は実家からの参加でリラックスムード。
大宮バンクは、
ルーキーシリーズ含め4度目の参戦となり、
本格デビュー後の2戦は、
優出ならず3着4回と勝ち星はまだなく、
「500バンクは難しい。ペース配分考えないと」と言う。
戦法は先行基本の自力勝負。
レースでは
「最終バックを取って、確定板に乗る」
ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心と
街道乗り込み週2.3回と
ウエイトトレーニング。
航続距離を伸ばす事が課題。
畠山選手の先行逃げ切りに期待。

初日 7R 4番 鈴木美教選手(静岡・112期)

近況5場所中4V、
ガールズ屈指のオールラウンダー鈴木選手。
前回函館では石井寛子(東京104期)選手相手にV奪取するも、
前々回の西武園は
まさかの未勝利に終わった事について聞いてみると、
「西武園の後にトレーナーさんに診てもらったら、
身体にズレがあった。
治療してもらい、函館は余裕があった」と言う。
大宮バンクは完全V歴もあるが
体調不良もありイメージはあまり良くなく、
500バンクは
「あまり好きではないが、仕掛け処を見極めて走る」
とのこと。
戦法はレースの流れの中の自力勝負で、
長い距離を踏むレースは意識している。
レースでは
「中途半端な動きをせず、同じ失敗をしない」
ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとパワーマックス。
次回G1パールカップに向けて、
自転車の部品を試しながら今節V奪取が目標。
鈴木選手の自力勝負に注目。

初日 5R 5番 福田 滉(栃木115期)

今期V2、競走得点トップの福田選手。
近況バック数がなくなった事について尋ねると
「前期S級で自力で通用しなかったので、
今後は追い込みにシフトして行く」と言う。
大宮バンクは完全V歴もあるが、
落車もあるので良かったり悪かったりのイメージ。
500バンクは地元宇都宮が500なので
走り慣れている。
「脚を溜められれば良い」とのこと。
戦法は追い込み基本に目標不在ならなんでもやるスタイル。
今後は位置取りもシビアにやっていく。
レースでは
「番手戦なら援護して、1番前なら最低限中団は確保して、
ラインで決める」ことを心掛けている。
練習は街道モガキ・先頭交代と
バンクモガキ、バイク誘導と
ウエイトを週1回程度。
追い込みのスキルを上げる事が課題。
福田選手の直線強襲に期待。

初日 4R 7番 常次勇人(大阪121期)

先行力を武器に活躍中の常次選手。
近況成績について尋ねると
「前々回小倉の決勝戦で、同期の後藤大輝(福岡121期)に敗れ、
スイッチが入りました。次は勝ちます」と気合い十分。
大宮バンクはルーキーシリーズ以来2度目の参戦となり、
500バンクも本格デビュー後宇都宮を1回走っただけで
「あまり走った事がないので難しい。
直線の長さも考えて走る」とのこと。
脚質は地脚タイプで、長い距離は苦にならない。
戦法は先行基本の自力勝負も、
ペースが緩めば仕掛けるスタイルで、
特に先行に拘っているわけではない。
レースでは
「誰よりも気合いを入れて走る」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
全体的な底上げが課題。
常次選手の先行逃げ切りに期待。