<3月15日~17日>大宮競輪 第59回東京中日スポーツ杯 Fl「前検日検車レポート」
明日、3月15日(月)より大宮競輪では、
第59回東京中日スポーツ杯【Fl】が開催されます。
今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。
初日 12R 2番 根田 空史選手(千葉・94期)
パワー溢れる自力で活躍中の根田選手。
前々回G1全日本選抜でも先行して
準決勝戦進出しており、
近況はバック数が増えている。
本人に尋ねると「徹底先行みたいな
決まり手になってますが、
別に先行に拘っている訳ではないですよ」と言う。
大宮バンクの相性は
「最近良くなってきた」と言い、
500バンクは練習バンクが
千葉から松戸に変わったので、
「昔は好きだった」とのこと。
戦法は、レースの流れの中の自力勝負。
レースでは「出し惜しみしない」事を心掛けている。
練習は、バンク・街道モガキと
低酸素室トレーニング。
G1で戦う為には自在性を身につけ、
競輪力を上げる事が課題。
根田選手の先行逃げ切りに期待。
初日 12R 4番 稲垣 裕之選手(京都・86期)
今節の競走得点トップで、実績上位の稲垣選手。
前回G1全日本選抜では、
長期欠場明けながら、1勝を挙げた。
欠場理由について尋ねると、
「街道練習中に交通事故に遭い、
脛骨骨折した」と言い、
今の状態について尋ねると、
「可動域に制限がある中で、
シューズやサンの位置を調整して、
カバーしてます」とのこと。
大宮バンクは「走りやすく好き」と言い、
現在499勝で、500勝も
「ここで決めたいですね」と笑顔で答えてくれた。
戦法は、自力自在戦。
レースでは、「どのポジションでも、
しっかり仕事をする」事を心掛けている。
練習は、街道モガキとウエイトトレーニング。
スピード化が進むレース形態に対応するには、
縦脚が必要で、オールマイティーに
動ける脚をつける事が課題。
稲垣選手の自力自在戦に注目。
初日 9R 2番 阿部 大樹選手(埼玉・94期)
前回平で3年振りの優勝を飾り、
地元戦を迎える阿部選手。優勝について尋ねると、
「前を回った選手と最近練習環境を変えたので、
周りの選手のおかげです」と言う。
大宮バンクは元バンクレコードホルダーでもあり、
「好きなバンク」と言う。
戦法は、自力自在戦。
レースでは「自分の持ち場で、
しっかり仕事する」事を心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニング。
高松記念で優出し、平原康多選手(埼玉87期)と
同乗したレースがターニングポイントとなり、
平原グループと一緒に練習をするようになって、
意識も変わったようで、全体的な底上げをして、
「上を目指します!」とキッパリ。
阿部選手の地元Vに期待。
初日 5R 7番 伊東 翔貴選手(福島・100期)
S級降級後も抜群の戦歴を残す伊東選手。
降級後の成績について尋ねると、
「まずまずですね。
先行して優勝したい」と言う。
大宮バンクについては、V歴もあり、
「好きなバンク」とのこと。
戦法は、レースの流れの中の自力勝負。
レースでは「見過ぎず、タイミング逃さず、
行ける処から仕掛ける」事を心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニング。
来期S級戦を見据えて、全体的な底上げが課題。
伊東選手の自力勝負に注目。
初日 4R 1番 小笠原 光選手(岩手・117期)
スピードある自力勝負が魅力の小笠原選手。
前回小倉では、待望の1.2班戦初Vを飾った。
初Vについて尋ねると、「単騎戦だったが、
展開が向いた。優勝獲れて良かった」と安堵の表情。
大宮バンクは、初参戦。イメージを尋ねると、
「直線が長く、重いイメージ」と言い、
500バンクは、「難しいが、先行して
勝てるような走りをしたい」と言う。
戦法は、先行基本に流れの中の
自力勝負で、気持ちで走るタイプ。
レースでは、「油断せずに、
力を出し切る」事を心掛けている。
練習は、現在成田に冬季移動中で、
街道モガキとハイペースでの、
先頭交代とウエイトトレーニング。
スプリンタータイプなので、地脚強化が課題。
小笠原選手の自力勝負に期待。