<8月22日~24日>大宮競輪 第22回アサヒビール杯Fll「前検日検車レポート」
明日、8月22日(土)より大宮競輪では、
第22回アサヒビール杯【Fll】が開催されます。
今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。
初日 9R 3番 菅田 和宏選手(宮城・88期)
前回西武園を完全V、
絶好調で大宮参戦する菅田選手。
準決勝戦は位置を取っての差し、
決勝戦は北日本の番手戦でVと、
今までにない戦い方を見せた。
叩きあって先行に拘るよりは、
自在性を身につけて、
「勝ち切るレースをしていく」と語る。
大宮バンクは「良いイメージがある」と言う。
戦法は先行基本の自力勝負だが、
自在戦で柔軟な走りも出来る。
レースでは、
「レースの中の自分の役割をこなす事」
を心掛けている。
練習は、街道乗り込み中心。
追走技術を磨く事が課題。
菅田選手の自力自在戦に注目。
初日 9R 5番 伊藤 慶太郎選手(埼玉・107期)
積極的なレーススタイルが
魅力の地元伊藤選手。
大宮バンクはホームバンクでもあり、
イメージは良いがまだ地元Vはない。
一時期は落車の影響もあり、
状態面が心配されたが、
現在は「脚の状態も戻ってきた」
と表情は明るい。
戦法は先行基本の自力勝負だが、
レースの流れみての自力も考えている。
練習は街道・バンクモガキ中心。
同期の山岸佳太選手(茨城107期)と
一緒にやるようになり、
お互いに「気付く事がある」と言う。
伊藤選手の地元初Vに期待。
初日 8R 7番 菊池 岳仁選手(長野・117期)
早期卒業生として、
注目のルーキー菊池選手が大宮初参戦。
500バンクは宇都宮で2戦しており、
「感覚は良い「」と言う。
前回静岡で完全Vを飾り、
S級特進について尋ねると、
「特進は、意識しない。
自分のしたい走りをするだけです」
と答えてくれた。
静岡の後は、
長野の実家に帰省して
リフレッシュしてきた。
脚質は地脚タイプ。
戦法は先行基本の自力勝負で、
前々回青森準決勝戦で、
主導権取れずに失格してしまった
レースを反省して、
「より積極的に走りたい」と
先行に拘りをみせた。
練習は伊豆のナショナルチームで、
バンクでのスピード練習と
ウエイトトレーニング。
ダッシュ力強化が課題。
菊池選手の先行逃げ切りに期待。
初日 2R 5番 高木 真備選手(東京・106期)
ガールズトップクラスのスピードで、
抜群の成績を残す高木選手。
前回ガールズドリームについて尋ねると、
「一瞬の判断ミスで、力を出し切れなかった」
とガールズ上位同士のレースでは、
ワンミスも許されない。
大宮バンクは2場所連続完全Vで、
6月に走ったばかりなので、
「良いイメージで走れ」と笑顔。
近況好調の要因を尋ねると、
「コロナで開催中止になった時、
スピード練習をして、
タイムが出るようになった」と答えてくれた。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは「思い切って仕掛ける」
事を心掛けている。
練習はバンクモガキとバイク誘導に
ウエイトトレーニング。
同期奥井迪選手(東京106期)と
一緒に練習するようになり、
「励みになる」と言う。
高木選手のスピードある自力勝負に注目。
初日 1R 2番 高木 佑真選手(神奈川・116期)
近況成績上昇中の高木選手。
好調の要因を尋ねると
「落ち着いてレースを走れるようになった」
と答えてくれた。
大宮バンクは初参戦。
イメージを尋ねると、
「バンクが軽い印象がある」と言う。
脚質は地脚で、
長い距離を踏めるタイプ。
戦法は先行基本の自力勝負。
最近は先行出来ないレースが多いが、
対応は出来ている。
レースでは「自分で一度は動いて、
レースを作る」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心に、
最近はウエイトトレーニングも始めた。
高木選手の自力勝負に期待。
初日 1R 7番 小林 莉子選手(東京・102期)
ガールズ上位の差し脚を誇る小林選手。
前回アルテミス賞について尋ねると、
「前の動きについていくか迷ってしまった」と
判断ミスを反省していた。
大宮バンクは前回完全V、
前々回準Vと相性も良い。
500バンクは、
「好きでも嫌いでもない」と言う。
戦法は自在戦。
今年は力をつける意味で、
「動ける時は動く」と
自力勝負も視野に入れている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
スピード化が進むガールズ選手の中で、
勝ち上がる為には、
トップスピードを上げる事が課題。
小林選手の自在戦に注目。