<10月15日~17日>大宮競輪 関東カップ・第64回日刊スポーツ新聞社杯 Fl「前検日検車レポート」
明日、10月15日(金)より大宮競輪では
関東カップ・第64回日刊スポーツ新聞社杯【Fl】が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。
初日 12R 1番 松坂 洋平 選手(神奈川・89期)
自力自在戦で活躍中の松坂選手。
近況成績も1着多く、
状態について尋ねると
「配分が詰まっていて、
練習が思うように出来てないが、
レース感覚は、悪くない」と言う。
大宮バンクはV歴もあり、相性は良い。
500バンクも「嫌いではない」とのこと。
戦法は、自力基本の自在戦。
レースでは「位置取りに拘り、
最低中団確保」を心掛けている。
最近は番手のレースも増えてきて、
戦法の幅も広がってきた。
練習はバンクモガキとワットバイク。
郡司浩平(神奈川・99期)選手と
一緒のレースを走り、
「追走技術の向上が大切」と感じている。
松坂選手の自力自在戦に注目。
初日 12R 2番 芦澤 辰弘 選手(茨城・95期)
縦脚兼備で厳しいマーク戦で戦う芦澤選手。
9月共同通信社杯2次予選では、
兄 芦澤大輔(茨城90期)選手との連係が実現。
果敢にも先行して、
兄の準決勝戦進出をアシストした。
兄とのレースについて尋ねると
「気持ちの入ったレースが出来た。
今度一緒の時はマーク選手同士として、
走りたい」と言う。
大宮バンクは完全V歴もあり、
得意バンクの一つ。
戦法は追い込み。
今節は縦脚メインで戦う様子。
レースでは「平常心で走る」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキと
ウエイトトレーニングとワットバイク。
最終バックでどれだけ余裕あるか?が課題で、
フレームも試行中のようで、今節は
吉田拓矢(茨城・107期)選手のフレームを使う。
芦澤選手の直線強襲に注目。
初日 7R 3番 石井 寛子 選手(東京・104期)
現在、賞金ランキング1位で、
ガールズGP出場もほぼ確実な石井選手。
今節は前々回大宮で初Vを飾った、
弟子の岡本二菜(東京・118期)選手と
同時斡旋となり、感想を尋ねると、
「初Vについては素直に嬉しい。
対戦については気負わずに頑張る」と言う。
大宮バンクは過去4戦3V、
前回は完全Vでイメージは良い。
戦法は、自在戦。
レースでは「勝つ」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキと
ウエイトトレーニングとパワーマックス。
一戦一戦を大事にして、
1着を量産することがテーマ。
石井選手の自在戦に注目。
初日 6R 7番 坂口 楓華 選手(京都・112期)
変幻自在な自力勝負で活躍中の坂口選手。
前日の急な追加だが、
ガールズGP出場に向けての
賞金上積みが欲しい現状では、
「ありがたい」と言い、快諾した様子。
大宮バンクは2度目の参戦となり、
前回は決勝戦4着。500バンクも、
あまり走っておらず難しい様子。
戦法は対戦相手や体調に応じた
自力勝負で、一戦一戦考えて走る。
レースでは「タイミングみて、
仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は2年前から、
豊橋に練習拠点を移してバンクモガキと
あまり負荷をかけないウエイトトレーニング。
無事に一走一走、走ることが目標。
坂口選手の自力勝負に注目。
初日 5R 1番 鈴木 涼介 選手(福島・115期)
積極的なレーススタイルで
売り出し中の鈴木選手。
大宮バンクは2度目の参戦となり、
前回完全Vとイメージは良い。
500バンクも苦手意識はなく、
レーススタイルも変えない。
わずか2場所前に大宮を走ったばかりで、
今節は追加斡旋となり、
状態について尋ねると、
「一週間位前の追加なので、
問題ありません」とキッパリ。
戦法は先行基本の自力勝負。
師匠の相笠翔太(福島・96期)選手からは、
「バック数減らさず、
S級点取れ」と指導されている。
レースでは「長い距離を踏むレース」を
心掛けている。
練習はバンクモガキとワットバイクと
ウエイトトレーニング。
S級で戦う為には全体的な底上げが課題。
鈴木選手の先行逃げ切りに期待。
初日 5R 3番 吉田 裕全 選手(埼玉・90期)
自力自在になんでもできる地元吉田選手。
千葉250のPIST6にも出場して、
感想を尋ねると「雰囲気が良く、
練習にもなった」と言う。
来月も斡旋があるようで、
相乗効果に期待したい。
大宮バンクはまだV歴がなく、
近歴は連続準Vなので、
地元Vはぜひとも欲しい。
戦法は自力自在戦で、
「自力では後手を踏まないこと、
番手戦では番手の仕事をしっかりする」ことを
心掛けている。
練習は街道乗り込みとワットバイク。
ダッシュ力強化が課題。
吉田選手の地元Vに期待。