<11月2日~4日>大宮競輪 第61回東京中日スポーツ杯&サテライト花園寄居杯 Fl「前検日検車レポート」
明日、11月2日(火)より大宮競輪では
第61回東京中日スポーツ杯&サテライト花園寄居杯【Fl】が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。
初日 12R 1番 大石 剣士 選手(静岡・109期)
積極的なレーススタイルで活躍中の大石選手。
現在、来月の地元伊東記念に向けて、
自転車のセッティングやフレームを試行中。
大宮バンクの相性は悪くはないが、
走る機会が少ないので、
「仕掛けどころが難しい」と言う。
戦法は先行基本の自力勝負。
レースでは「仕掛けどころで必ず仕掛ける」ことを
心掛けているが、経験上、迷ったところが
仕掛けどころなので「迷ったらGO」とのこと。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
S級上位で戦う為には、グレードレースで、
長い距離踏める脚をつけることが課題。
大石選手の先行逃げ切りに期待。
初日 12R 3番 菅田 壱道 選手(宮城・91期)
切れのある捲りが武器の菅田選手。
前回寛仁親王牌の決勝戦について尋ねると
「G1の決勝に乗れたのは、
今年の目標だったし良かった。
ただ、レースでは力及ばず、全力出し切って
離れてしまい迷惑をかけた」と言い、レース後に
新田祐大(福島90期)選手からアドバイスをもらい
「今後の上積みに出来れば…」と言う。
大宮バンクは、記念V歴有り相性は良い。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは、目標あれば番手戦、
前を任されたら、流れに応じた自力で戦う。
練習は街道モガキとウエイトトレーニング。
G1タイトルを狙うには、
自分の役目を果たして、
チャンスを掴むことが目標。
菅田選手の自力勝負に注目。
初日 9R 1番 土生 敦弘 選手(大阪・117期)
スピードある自力勝負が魅力の土生選手。
8月特昇後のレースについて尋ねると、
「S級のレースにも慣れてきた。
S級優勝目指したい」と力強い一言。
大宮バンクは、2度目の参戦となり、
前回A級戦、決勝戦で敗れた。
500バンクも「好きじゃない」とのこと。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは「距離に関係なく、
行けるところから仕掛ける」ことを
心掛けている。
練習は街道モガキ中心から、
最近は奈良バンクに行くことが多くなった。
レース運びと仕掛けのポイントが課題。
土生選手の自力勝負に注目。
初日 4R 5番 木村 佑来 選手(宮城・119期)
7月本格デビュー後、9連勝で特昇した
北日本期待のルーキー木村選手。
1.2班戦を走った感想を尋ねると
「脚力的には差はあるとは思わないが、
レース経験の差がある」と言う。
決勝戦2着続きなので
「初Vしたい」と本音もチラリ。
大宮バンクはルーキーシリーズ以来
2度目の参戦となり、イメージを尋ねると
「走りにくくはなかった。直線長いが、
気にせず対応したい」とのこと。
戦法は先行基本の自力勝負。
脚質はスプリンタータイプで、
カマシ・捲りが得意。
レースでは経験の少なさから失敗もするので
「失敗を糧に次走に生かす」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心に
ウエイトトレーニングを不定期に入れている。
長い距離を踏める脚をつけることが課題。
木村選手の1.2班戦初Vに期待。
初日 3R 7番 早川 成矢 選手(埼玉・78期)
若々しいレーススタイルで
活躍中の地元早川選手。
大宮バンクはホームバンクで、
「気合い入り過ぎる時もあるが、
相性は良い」とのこと。
戦法は自力基本の自在戦で、
引けないと思えば、位置取りにも拘り、
目標あれば、番手の仕事をする。
レースでは「モチベーションを高める」ことを
心掛けている。
練習はバンクモガキ中心に
メニューを変えながらおこなう。
毎年出てくる新人相手に、
出来ることを模索して戦うことがテーマ。
早川選手の自力自在戦に注目。