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RACE2020.3.24

<3月22日~24日>大宮競輪 第57回東京中日スポーツ杯Fl「レース展望」※3/24更新

■ S級決勝戦展望

並び
516 379 2 4 8

関東ラインは、準決勝戦同様、
吉澤-池田-櫻井で本線を形成。
岩津-西田の中国コンビには、
堤もラインを固め中四国ラインで応戦し、
福島の小酒、岐阜の今藤、大阪の冨尾は、
それぞれ単騎戦を選択し、大きくは2分戦だが、
実質吉澤の先行一車となった。
吉澤は、自分の仕掛けたいところから、
マイペースで先行出来そうなメンバー。
番手の池田は準決勝戦で楽に吉澤を抜いているので、
ここはVチャンス到来。単騎3人は、
小酒は「単騎自力」のコメントを出したが、
今藤と冨尾は、足をためて直線勝負に持ち込みたい。
岩津は「自分で何かする」とコメント。
何かとは?ライン3車とはいえ、先行は考えづらい。
おそらくは、自力含みの総力戦になるだろう。
決勝戦の鍵を握っているのは岩津の戦い方。
あくまで、タテ勝負なのか?
番手戦も視野に入れているのか?
岩津いわく「流れで…」と否定も肯定もしなかったが、
関東ラインに単騎勢が乗ってくると、
最悪7番手になってしまうので、
どこかの位置は攻めるはず。競るなら番手か?
展開的には、先行一車の吉澤の逃げ切りV有力とみるが、
番手無風なら、池田の地元Vも互角。
岩津が総力戦で逆転狙う。


■ 最終日(3/24)推奨レース

★4レース「市川の実績上位」

  注 ◎〇   ×  △
 61 274 39 85

★7レース「藤井の機動力上位」

 △×  ◎〇   注
 159 247 638


■ 大宮F1戦展望記事

吉澤純平(茨城101期)の機動力に期待する。
近況成績もF1では、前々回立川で
師匠の武田豊樹(茨城88期)を振り切る逃げ切りV。
2月豊橋G1全日本選抜でも2勝を挙げており、
今節の自力選手では断然の戦歴。
大宮は2018年1月の記念5.1.1.⑦着と決勝戦進出。
平原康多(埼玉87期)をつけて、
近畿勢と壮絶なモガキあいを演じ、
菅田壱道(宮城91期)の捲りに屈したが、
見応え十分の走りだった。
位置取りも出来、長く何回も踏める脚質は、
当所向きでV候補筆頭に挙げる。

対するは、岩津裕介(岡山87期)。
近況成績は優勝こそないが、
G3では常に優勝争いに加わり、
G1でも好勝負を演じ、安定感はNO1。
大宮は今年1月の記念3.4.2.③着と
的確なコース取りと差し脚を見せている。
今節、中四国ラインに強力な自力タイプ不在だが、
2月豊橋G1全日本選抜の最終日、目標不在ながら、
自ら動いて、位置を取っての捲り快勝とタテ脚も健在。
負傷欠場明け2場所目も実績ある
堤洋(徳島75期)と連係し、総力戦でV争いに挑む。

あとは、地元の池田勇人(埼玉90期)に期待したい。
近況成績ひと息だが、地元戦は好走が多い。
大宮は、昨年11月5.1.③着、5月6.3.⑤着と
連続して優出を果たしている。
タテメインの自力自在戦で、レースの流れに逆らわず、
柔軟なレースをするスタイルだが、
今節は関東ラインで、吉澤純平目標に戦えるだけに、
地元優勝も狙える。

ほかには、捲りに破壊力ある佐藤博紀(岩手96期)と
吉田茂生(岐阜98期)に一発の魅力は感じる。

吉澤純平-池田勇人の関東ラインが総合力上位とみるが、
岩津裕介が展開不問で直線強襲、逆転狙う。


■ 前検日検車レポート