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RACE2023.3.1

<2月27日~3月1日>西武園ミッドナイト競輪 なぜTIPSTARなのか杯 Fll「レース展望」※3/1更新

競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(3/1)推奨レース

★2R A級一般「佐々木の機動力上位」

 △× ◎○ 注
 31 25 46

★3R A級一般「埼京ライン優勢」

 ◎○注 △ ×
 126 4 35

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園レース展望」


小林優香(福岡106期)のスピードが抜けている。
元ナショナルチーム所属で東京五輪の日本代表。
今年5戦4V、目下4連覇中で、
勝率93%2連対率100%の断然の成績を残している。
西武園は昨年2月完全V含め3戦2V。
デビュー以来の連勝記録が
止まったバンクでもあるが
その後2場所完全Vなので、問題はないだろう。
異次元のスピードで圧倒する。

対するは、総合力高い細田愛未(埼玉108期)と
近況成績上昇中の
青木美保(埼玉118期)の地元コンビ。
細田は以前ほどの積極策は減ったが
流れに応じた柔軟な走りができ
前々攻めるレーススタイルは変わらない。
西武園は前回昨年3月ミッドナイト1.2.③着。
レース巧者の石井寛子(東京104期)に敗れた。
過去準V2回、悲願の地元Vを狙う。

青木が着実に力をつけてきた。
昨年11月小倉ガールズGPトライアルで優出、
今年1月大垣ガルコレトライアルでも1勝を挙げ
ガールズ上位陣との差がなくなってきた。
フレームを変えたのが良い方向に出たようで
一度脚を使ってからも
再度ゴール前踏める脚がついてきた。
なんでも出来る自在性は魅力ある。
西武園はまだあまり良績は残していないが
ホームバンクの利を生かして
V争いに加わってくる。

永塚祐子(神奈川118期)が復調してきた。
前回玉野準VはGPレーサー児玉碧衣(福岡108期)、
山原さくら(高知104期)相手に先捲りで応戦し
惜しくも山原にタイヤ差逆転を許すも
見応えあるレース内容だった。落車の影響で、
長らく調子が上がってこなかったが、
118期在所成績1位の実力者だけに
大掛けは十分可能。

山口伊吹(長崎116期)も侮れない。
近況一息も昨年V5の実績と自力自在戦は脅威だ。
西武園は昨年12月3.3.③着と
1度走っているのもプラスになるだろう。
位置取りに注目したい。

あとは、先行力ある石井貴子(東京104期)、
位置取り上手い高橋朋恵(東京108期)、
ガッツレーサー中村由香里(東京102期)までが
争覇圏内。

小林優香の実力が抜けており、断然のV候補筆頭。
地元の細田愛未、青木美保、復調気配の
永塚祐子と山口伊吹の次位争いか。