＜8月10日～12日＞西武園競輪 第66回東京中日ｽﾎﾟｰﾂ杯 F1「前検日検車ﾚﾎﾟｰﾄ」
明日、8月10日（土）より
西武園競輪 ｢第66回東京中日ｽﾎﾟｰﾂ杯 F1｣
が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
明日からのレースの参考にご覧ください。
初日 12R 7番 岩谷 拓磨 選手（福岡・115期）
スピードある自力勝負が
魅力の岩谷選手。
前々回佐世保G3準Vについて尋ねると
｢悔しいが出し切った｣と言い
前回松戸記念で長い距離を
踏んだことについては
｢行ってしまえば、
なんとかなると思った｣と
身体は動けている様子。
西武園バンクは3度目の参戦となり
G1オールスターしか走っておらず
イメージを聞いてみると
｢丸くて捲りが効かないイメージ｣とのこと。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは｢確実に勝ち切れる
レースをモノにする｣ことを心掛けている。
練習は街道モガキ・先頭交代30〜40km。
点数上げて、G1戦に戻ることが目標。
岩谷選手の自力勝負に注目。
初日 11R 7番 野口 裕史 選手（千葉・111期）
徹底先行で活躍中の野口選手。
近況の状態について尋ねると
｢自分のやることは決まっているので
相手の出方次第で結果は変わるが
体調面は問題ない｣と言う。
西武園バンクは良かったり悪かったりだが
2021年当所記念での
逃げ切り完全Vのイメージが強く
｢出れればなんとかなる｣とのこと。
戦法は先行。レースでは｢焦らず、
無駄脚を使わない｣ことを
心掛けている。
練習は1ヶ月位前から、
松戸でのバンク練習を取り入れ
バンク・街道モガキ半々と
ウエイトトレーニング・ワットバイク。
瞬発系のウエイトを取り入れ
出力を上げることが課題。
野口選手の先行逃げ切りに期待。
初日 7R 6番 細田 愛未 選手（埼玉・108期）
思い切りの良い仕掛けが
魅力の地元細田選手。
直近2場所連続準Vの
成績について尋ねると
｢たまたま良い位置が取れた。
自分で動けたら良かったが
流れは良い｣と言う。
西武園バンクはV歴はないが
常に優出しており
ホームバンクなので
特性も熟知している。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは｢好位キープから
仕掛ける｣ことを心掛けている。
練習はワットバイク中心と
街道をたまに乗る程度。
人に頼らず、自力で勝ち切る
レースをすることが課題。
細田選手の地元Vに期待。
初日 6R 3番 中野 咲 選手（愛知・110期）
前回豊橋で今年5回目のV奪取、
着実に力をつけてきた中野選手。
前回豊橋Vについて尋ねると
｢調子が良かったわけではなかったが
無理やり行けて勝てて良かった｣と言う。
好調の要因については
｢今までやってきたことが出てきた｣とのこと。
西武園バンクは前回準Vで
イメージは悪くなく
｢カントが浅いので長い距離を
踏めるよう意識して走る｣とのこと。
戦法は自力自在戦。
レースでは｢力を出し切る｣ことを
心掛けている。
練習はバンクモガキ中心と
ウエイトトレーニング・ワットバイク。
練習ではタイムが出ているので実戦で
練習の力を出せるようにすることが課題。
中野選手の自力自在戦に注目。
初日 5R 2番 荒木 貴大 選手（埼玉・115期）
今年V4、前期は待望の
S級点を確保した地元荒木選手。
好調の要因について尋ねると
｢練習仲間の森田優弥
(埼玉113期)選手に誘われて、
眞杉匠(栃木113期)選手達との
練習に参加するようになり
戦法も確立できてきた｣と言う。
西武園バンクは久しぶりの参戦となり
V歴はなくイメージはあまり良くない。
練習にはたまに来るので
｢捲り効かないが
違和感なく走れる｣とのこと。
戦法はレースの流れの中の
自力勝負で捲りが主戦法。
レースでは｢出し惜しみしない｣ことを
心掛けている。練習はバンク・
街道モガキ半々を中心に
ウエイトトレーニング・
ワットバイクはたまにやる程度。
荒木選手の地元Vに期待。
初日 5R 7番 村上 竜馬 選手（広島・115期）
同期荒木との対戦に力が入る村上選手。
両者は7月平塚特選で戦い、
荒木1着、村上3着の結果。
インタビュー開始直後に
｢同期荒木さんに
平塚で負けているので
今回は負けられない｣と
早くもバチバチの様子。
近況の状態について尋ねると
｢前回高松決勝戦は
狙いすぎて失敗してしまったが
決勝戦の着には拘りたい｣と言う。
西武園バンクは3度目の参戦となり
チャレンジ戦V、前回今年1月
失格してしまったが
｢軽くて好き｣とのこと。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは｢力を出し切る｣ことを
心掛けている。
練習は街道モガキ中心で
長めの距離を乗ることも多い。
スピードの立ち上げが課題。
村上選手の自力勝負に期待。
