<8月28日~30日>西武園ミッドナイト競輪 WINTICKETミッドナイト競輪 F2「シリーズ展望」※8/30更新
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 推奨レース 3日目最終日(8月30日)」
☆7R A級特選「安藤の機動力中心」
◎○注 × △
1647 2 53
☆9R A級決勝「関東ライン強力」
○◎△ ×注
2415 36 7
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 レース展望【L級ガールズ戦】」
競走得点52点オーバーが6人、
好メンバー揃うも
久米詩(静岡116期)の
機動力に期待する。
前回平塚オールスター決勝4着は
太田りゆ後位からカマシ不発の坂口楓華を
迂回する不利もあり
決して力負けのレースではなかった。
今年はG1オールガールズクラシック決勝6着、
パールカップは4.7.1着で優出逃し
7月松戸ガールズケイリン
フェスティバルでも優出逃しており
昨年後半の勢いは感じられないが、
今年V7の実績は参加メンバー中1番。
西武園は2度の完全V歴があり
近歴ではオールスターを除き
V1準V4回と安定感は抜群。
当所の特性も加味して久米の自力基本の
自力自在戦を中心に推す。
対するは、実績NO1の小林優香(福岡106期)。
東京オリンピック日本代表、
ガールズGP優勝の輝かしい実績を残し
捲りのスピードは秀逸。
前回平塚オールスターで落車、
欠場明け初戦の今節は
2番手の評価としたが
影響なければ、互角のV候補。
近況は位置取りもこなし
後手を踏むレースは少ない。
G1では結果を残していないが
7月松戸ガールズケイリン
フェスティバル決勝では
巧みなコース取りで準Vと以前とは違う
レーススタイルも見せていた。
西武園はデビュー以来の
連勝記録が止まったバンクだが
以後3戦(オールスターを除く)全て
完全Vと相性も良く、西武園4連覇を狙う。
松本詩乃(東京122期)が近況成績上昇中。
今年に入り4月久留米で初V、
7月佐世保で2度目のVを飾り
準V3回、決勝3着8回と
決勝戦の3連対率の高さが魅力。
位置取り重視のスピードタイプで
捲り・追い込みが主戦法。
西武園初参戦だけに
バンク特性を掴めるかどうかが課題。
地元の青木美保(埼玉118期)に注目したい。
今年V2、G1を除き18場所連続優出中と
安定感も出てきた。
戦法は自在戦でなんでもできるのが強み。
3月松山Vは後方から捲る奥井迪を差し切り
前回佐世保予選1では
番手捲りの児玉碧衣を5番手捲りで迫る
見応えのあるレースをしていた。
西武園はホームバンクで
誰よりもバンク特性は熟知しているはず。
過去準V1回、決勝3着3回と
念願の地元Vも狙える力はついてきた。
地元Vに期待したい。
西島叶子(熊本118期)は今年V2、
成績にムラはあるが
自分でレースを作れるのが強み。
西武園は単発レース含め
3度目の参戦となり
前回今年2月優出失敗しており
リベンジ戦となる。
永塚祐子(神奈川118期)が復調してきた。
6月玉野、7月和歌山でV奪取。
どちらも最終バックを取って押し切る
強いレース内容だった。
圧巻は玉野で小林優香、山原さくらの
GP級自力選手相手に逃げ切ったのは驚いた。
安定感には欠けるが一発の魅力は十分ある。
あとは、自在脚質で安定感ある
黒河内由実(長野110期)と
長澤彩(福岡106期)までが争覇圏内。
特に長澤は今年1月当所で
久米詩を差し切り
結婚出産後初Vを飾っており
イメージは良いだろう。
久米詩の機動力に期待するが
小林優香の破壊力は互角。
2強を敗れば、近況上昇中の松本詩乃と
地元のアドバンテージある青木美保が魅力。
伏兵多く、見応えのあるレースになりそうだ。