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RACE2025.3.27

<3月25日~27日>西武園ミッドナイト競輪 シン・TIPSTAR杯 F2「シリーズ展望」※0327更新

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 A級決勝戦展望」


並び
276 51 43

九州ラインは熊本の佐藤に
同県中山が番手を回り
大分の小原が3番手を固めライン3車。
南関東ラインは準決勝戦同様
静岡の望月に千葉の須藤。
地元の熊崎には北日本単騎で
北海道の山田が付き
東日本ラインを形成し
3対2対2の3分戦となった。

ラインの先頭を走る3人は
123期の同期対決となり
レース内容も良く
主導権争いは激しくなりそう。
先行はライン3車の佐藤か
脚質的に先行に拘る望月か。
熊崎は後ろが他地区の山田なので
山田の1番車を生かして
叩き合うよりは中団をキープしたい。
状態が良さそうなのは123期の3人。
佐藤は連日前受けから早め巻き返して
番手小原を寄せつけず
ラインワンツーと完璧な勝ち上がり。
望月は連日前受けから初日予選は突っ張り
準決勝戦は引いて押さえ返して逃げ切り連勝。
シリーズリーダー堀川相手に
完勝と内容も二重丸。
熊崎は初日予選は突っ張り先行逃げ切り
準決勝戦は後ろが競りになり
単騎中山の捲りに敗れはしたが
仁藤のカマシを合わせ切って
2着に粘った走りは強かった。
その他では展開向いたとはいえ
準決勝戦11秒4の好タイムで
捲り快勝の中山も好勝負になりそう。
レース内容良く
ライン3車のアドバンテージを生かし
佐藤の押し切りVに期待する。
番手中山の差し切りは押さえたい。
熊本コンビはどちらが勝っても
1.2班戦初V、熊本コンビを中心に推す。
逆転候補は車番と地の利を生かす
地元熊崎の一発。
やはり1.2班戦初Vを地元で飾りたい。
車番が悪く狙いを下げたが
123期生3人の中で唯一V歴ある
望月の逃げ切りVも差がなく激戦必至とみる。

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 レース展望【L級ガールズ戦】」


梅川風子(東京112期)の
スピードが抜けている。
昨年はナショナルチーム所属の為、
出走数少ない中
G1競輪祭女子王座戦で優出を果たし
ナショナルチームを離れた後
今年5場所全て完全Vと
抜群の戦歴を残している。
西武園では近歴で2023年8月の
オールスターアルテミス賞捲り切れず3着
2022年8月のオールスターアルテミス賞
捲り切るも差され2着と
好メンバー揃う中で
好勝負を演じている。
捲りが主戦法だが先行力もあり
当所なら4角カマシでも
押し切れるとみてV候補筆頭に挙げる。

対するは地元
飯田風音(埼玉120期)の機動力。
昨年V10、今年もすでにV3を挙げ
昨年はG1戦4勝と
ガールズトップクラスとも
互角の勝負を演じた。
航続距離は長くはないが
捲りのスピードは秀逸。
西武園は本格デビュー後初優出を果たし
逃げ切りV歴もあるが2023年12月の
決勝戦1着失格から流れが良くなく
昨年2月1.2.欠、昨年11月2.4.⑤着と
近歴はあまり良いイメージはなかったが
前回今年1月尾方真生(福岡118期)相手に
完全Vを逃げ切りで飾り
悪い流れを払拭した。
今節は追加参戦となるが
モーニングは苦手も
ミッドナイトは前回完全V。
今節もミッドナイトなので
力は発揮できるだろう。
地元のアドバンテージを加味して
逆転候補筆頭に挙げる。

當銘直美(愛知114期)も差がなく続く。
今年まだVなしは意外だが
3連対率94.4%と安定感は抜群。
自力自在になんでもやるスタイルで
昨年もっともブレイクした1人。
目標だったG1戦優出も
2度進出を果たし
G1優勝も狙える実力をつけてきた。
西武園は過去2戦して2019年7月
自身初の逃げ切り勝ちを決め
前回昨年2月V奪取しており
イメージは良いはず。
総力戦でV奪取に挑む。

鈴木彩夏(東京110期)はV歴はないが
決勝戦確定板入り多く
V争いに加わってくる。

あとは、先行力あり昨年V3の
畠山ひすい(北海道122期)と
昨年12月当所で優出果たした
藤原春陽(徳島122期)までが争覇圏内。

梅川風子のスピードと実績が上回る。
飯田風音當銘直美
逆転候補で三つ巴戦とみる。