田淵浩一の前検日検車レポート 9月11日
明日、9月12日から西武園競輪では、
第59回日刊スポーツ新聞社杯争奪戦(FⅠ)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
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初日 11R 9番 近藤 隆司(千葉90期)
近況、安定した成績で
打倒外国人選手の一番手の期待がかかる近藤選手。
西武園バンクとの相性も良く、
前節弟の近藤 夏樹選手(千葉97期)が
1.2班戦初Vを飾った事も刺激になった様子。
レースで心掛けていることは、
「ゆるんだら仕掛ける」事と、
走る前から戦法を決めずに
レースの状況により先行・捲りを使い分ける。
練習は、ウエイトトレーニングとバンクモガキ。
外国人選手相手に
「スピードあるので、考えて走り、ひと泡ふかせたい」
と今開催の意気込みを語ってくれた。
近藤選手の自力勝負に期待。
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初日 10R 5番 テオ・ボス(オランダ)
今年26戦21勝2着2回勝率80.7%
2連対率88.4%と圧倒的な強さを見せるボス選手。
今開催前には、ヨーロッパで2週間
ワールドカップのポイントを稼ぐ為、
レースとトレーニングをして、
9/5に帰国したとのこと。
ヨーロッパで良いトレーニングと
気分転換もでき、状態は更に良いという。
来日も6回目で、日本での生活も問題なく、
食事も「日本はなんでも美味しい」と
笑顔で答えてくれた。
リフレッシュ方法を尋ねると、
家での映画鑑賞の他、
今回友人と江ノ島に
セーリングに行ってきたとのこと。
ボス選手のワールドクラスの先行・捲りに注目。
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初日 7R 2番 トマシュ・バベク(チェコ)
今回、初来日で前回防府では
落車のアクシデントも元気に参戦のバベク選手。
前回の落車の影響を尋ねると、
次の日のレースも出走し、
また中4日もトレーニングしてきての参戦なので、
「大丈夫」とのこと。
日本の生活も、
はじめは文化の違いに戸惑ったが、
今は「楽しい」という。
日本のレースも、
世界大会のレースと違い、
「エキサイティング!」と語り、
レースを「走りたい」と興奮模様。
ライン戦にも慣れてきて、
カマシ・捲りで戦う。
日本の食事では、
特に寿司・刺身・しゃぶしゃぶが好物という。
リフレッシュ方法は、映画鑑賞と読書。
最近は、フィアンセが日本に来たので、
一緒に旅行に行ってきたと満面の笑み。
トレーニング環境も「日本の方がいい」と
初の西武園で力を発揮する。
バベク選手のスピードあるカマシ・捲りに注目。
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初日 6R 5番 飯田 憲司(静岡96期)
S級降級後も
安定した成績を残し好調キープの飯田選手。
前期のS級戦で
「戦える」手ごたえを感じ、
A級戦は負けられない。
戦法は、先行基本。
脚質は地脚で、
長い距離を踏むレースも
「苦にならない」という。
レースでは、
「積極的なレースで受け身にならない」ことを
心掛けている。
練習は、街道モガキとウエイトトレーニング。
街道練習では、
渡邉 晴智選手(静岡73期)や
菊池 竣太朗選手(静岡111期)等
ダッシュ力ある選手と一緒に、
トップスピードを上げることを意識している。
飯田選手の先行逃げ切りに期待。
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初日 6R 8番 齋藤 和伸(埼玉91期)
近況、前回伊東は展開的に厳しかった以外は、
静岡の優勝含め安定感ある地元齋藤選手。
西武園バンクは、
優勝こそないが、相性は良いという。
今回は、レース間隔があいたので、
地元戦に向けて、「しっかり練習出来た」とのこと。
レースでは、焦らず、見過ぎず、
しっかり状況判断出来るよう心掛けている。
練習は、グループでの街道モガキの他に、
最近一人で乗り込みを始め、
練習量を増やした。
目指すは、西武園初V。
齋藤選手の地元優勝に期待。