今節の西武園ミッドナイトは、
強力な自力タイプと自在性あるスピードタイプの選手が主力となる面白いメンバーが揃った。
【恩田淳平選手】
中心には、恩田淳平(群馬100期)を推したい。
4ヶ月の長期欠場後、復帰戦の大宮は縦横無尽の走りで完全V。
欠場中は、木暮安由(群馬92期)と練習漬けの毎日で
脚力アップしており、前回の伊東でも前々に攻めるレースを
していた。好位を取っての捲りでV最有力。
【高橋築選手】
高橋築(東京109期)も互角。
3月特別昇班後も先行主体に着実に成績アップしている。
まだ優勝はないが、先行有利な西武園バンクの特性を
活かして初優勝を目指す。
【関根健太郎選手】
関根健太郎(神奈川100期)も好調だ。
前々回の宇都宮では、待望の初優勝を逃げ切りで飾った。
やはり西武園バンクの特性を考えると好勝負が期待できる。
【高橋幸司選手】
他では、高橋幸司(山形99期)。
降級後初戦の松戸以外は、あまり動きが良くないが、
冬季練習に西武園で練習する事もあるので、走り慣れたバンクの
特徴を活かせれば、巻き返し可能。
大西貴晃(大分101期)は、
先行もできるが、横の動きもできる自在タイプで、
後方にならない組み立てができるのが強み。
【近藤寛央選手】
タテ脚もある近藤寛央(東京97期)は、
西武園がホームバンク。
走り慣れたバンクで同県の高橋築と連係なれば、優勝争いに
加わってくる。
連佛康浩(岡山93期)も自力基本の自在タイプ。
近況も1着が多いので、一発ありえる。
【石井毅選手】
追い込み型では、石井毅(神奈川74期)が実績上位。
降級後初戦の千葉を優勝後もさすがの走りで成績は安定している。
同県の関根健太郎と連係なれば、優勝候補の一人。
【田中俊充選手】
遠征勢の田中俊充(福井76期)が得点上位ではあるが、
味方となりそうな地区に強力な自力タイプが不在のため、
目標次第となる。
実力者、那須久幸(福岡71期)も
負傷欠場明けの玉野を走って復帰2場所目となる今節は、
どれくらい立て直してくるか?
やはり、恩田淳平や高橋築がいる関東勢が総合力では上位とみる。
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