RACE2017.11.8
田淵浩一の展望記事11月12日~14日開催分
田淵 浩一展望記事 11.8 |
第8回エート賞争奪戦 F2 |
A級展望 |
【福田知也選手】
中心は、福田知也(神奈川88期)。
たて脚兼備で、前期S級でも勝ち星多く、
4月西武園記念でも準決勝戦に進出している。
A級降級後も25戦11勝優勝2回、
レインボーカップファイナル出場も決めており戦歴上位。
飯田憲司(静岡96期)や近藤夏樹(千葉97期)と
南関東勢に強力な自力型揃い、
同県野村純宏(神奈川82期)の援護も見込め、V候補筆頭。
【飯田憲司選手】
飯田憲司(静岡96期)も差がない。
9月当所では完全Vを飾っており、
伊藤拓人(静岡94期)、栗田雄矢(静岡96期)と静岡ラインも可能で、
自力勝負で西武園連続Vもある。
【鈴木雄一朗選手】
関東勢は、鈴木雄一朗(東京94期)が
前回青森、3場所前の京王閣で優勝を飾り好調をキープしている。
以前の徹底先行のイメージから、
スピード感ある自力勝負で、打倒南関東勢一番手。
小林申太(茨城101期)も成績安定しており、
関東勢も機動型揃った。
追い込み勢は、地元の台和紀(埼玉83期)に期待も
前々回福井で落車、欠場中でどうか?
落車前は好調だっただけに、出走なら注目したい。
【庄子信弘選手】
最後に前期チャレンジながら、
今期1.2班戦でも優勝歴がある
庄子信弘(宮城84期)と近藤夏樹(千葉97期)に注目。
庄子信弘は、自力自在戦で活躍中。
チャレンジ戦ながら、
西武園バンクは今年2場所連続完全Vと相性抜群。
三浦翔大と連係なら、まとめて負かす力はある。
近藤夏樹は、8月当場所で、
1.2班戦初Vを飾り、自力勝負で1着量産中。
両者ともに、勝ち上がり関係なく、3日間注目したい。
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A級チャレンジ展望 |
【望月一成選手】
チャレンジ戦は、111期生が2名と少なく、
望月一成(静岡111期)が中心のシリーズになりそう。
望月一成は、デビュー以来9場所中すでにV4。
スプリンタータイプで、捲りのスピードは一級品だが、
早めの先行でも押し切れる。
前回小倉の決勝戦は、単騎戦となり、
5着に敗れたが、ライン出来そうな今節は、優勝候補筆頭。
【石井孝選手】
マークは、実績ある石井孝(千葉68期)、
安定感ある渡辺聖(神奈川100期)がしっかり食い下がり、本線を形成する。
【菱沼元樹選手】
もう一人の111期生地元の菱沼元樹(埼玉111期)は、
準決勝戦が壁になっている。
地脚タイプで、望月一成と比べるとトップスピードが少し足りない感があるが、
先行有利な西武園バンクの特性を生かして、
地元3割増し、早め先行策で優出に期待する。
【横田政直選手】
111期生以外では、横田政直(群馬103期)が怖い存在。
今期V2で、前々回取手で捲って優勝も前回小田原では、
「出切れず」「捲れず」大敗した。
修正してくれば、まとめて負かす力は充分ある。
長谷部翔(静岡109期)も前期ほどの成績ではないが、
自力勝負で連続優出中。
同県望月一成と同乗ならチャンスがある。
あとは、実力者亀井宏佳(宮城74期)だが、目標次第になる。
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1.2班戦、チャレンジ戦ともに
南関東ラインが充実しており、
南関東ライン優勢とみる。