田淵浩一の前検日検車レポート 12月9日
明日、12月10日から西武園競輪では、
第23回テレ玉杯争奪戦(F2)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
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今節の西武園開催は、A級1.2班戦は、倉野隆太郎選手(三重・91期)
チャレンジ戦は望月一成選手(静岡・111期)が追加参戦となり、
優勝争いが激しくなりそう。
先行基本に自力勝負で活躍中の金澤選手。
西武園バンクは、S級でも決勝戦進出するなど、成績は悪くないが、
本人いわく「感触的には、あまり好きではない」と言う。
10年振りのA級戦も「思ったほど、走れてない」と言うが、
今期V4は立派の一言。
レースでは、先行基本に流れの中での自力勝負で、
叩き合ってまでは、先行に拘らないとのこと。
練習は、街道モガキ中心。
双子の兄、金澤幸司選手(福島・91期)が来期初のS級昇格が決まり、
本人も刺激になり、S級定着目指して、
総合力の底上げとレース内容も重視した走りを意識している。
金澤選手の自力勝負に期待。
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初日 10R 3番 伊藤 慶太郎選手(埼玉・107期)
積極的なレースで活躍中の地元伊藤選手。
西武園バンクの相性は、全て優出と良い方だが、
地元優勝はまだないとのこと。
前回富山では、回転が上がらず、動きが良くなかったが、
セッティングを見直して、感触が良くなったので、
「楽しみ」と言う。
レースでは、流れの中での自力勝負。
徹底先行のイメージがあるが、行けるタイミングで仕掛けているだけで、
特に先行に拘っている訳ではないとのこと。
練習は、街道モガキの他、
最近は平原康多選手(埼玉・87期)達と一緒に、
バンクモガキも取り入れている。
伊藤選手の地元初Vに期待。
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初日 10R 5番 二藤 元太選手(静岡・95期)
今開催、競走得点トップで安定感ある二藤選手。
西武園バンクの相性は、あまり良くないとのこと。
レーススタイルは、追い込み主体に捲り兼備のタテ脚勝負。
レースでは、目標がない時は、前々好位から、
自分でレースを組み立てることを心掛けている。
練習は、ウエイトトレーニングとバンクモガキで、
S 級でも同じスタイルで戦えるように全体的な底上げを図る。
二藤選手の自在戦に注目。
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初日 5R 2番 蕗澤 鴻太郎選手(群馬・111期)
目下6連勝中で、今開催、特別昇班がかかる蕗澤選手。
西武園バンクは初参戦。
アマチュア時代、試験前に1回だけ走ったことがあるらしいが、
あまり覚えてないとのこと。
レースでは、押さえ先行基本だが、
前を取らされてのカマシ・捲りが多く、
なかなかラインで決まらないことが不満の様子。
今開催、特別昇班がかかるが、
「意識せず、いつも通りに先行して、ラインで決めたい」と言う。
練習は、街道モガキで、長い距離もがけることと
トップスピードを上げることを意識している。
蕗澤選手の完全V、特別昇班に期待。
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初日 2R 5番 格清 洋介選手(静岡・111期)
徹底先行で売り出し中の格清選手。
西武園バンクは初参戦。
イメージを尋ねると「先行有利なイメージ」と言い、
格清選手にはピッタリ合う。
脚質は地脚タイプ。
レースでは、先行に拘り、押さえ先行基本。
まだ、優勝歴がないが、今は内容重視の走りを意識している。
練習は、バンクモガキと街道練習での乗り込み半々で、
全体的な底上げを図る。
格清選手の先行逃げ切りに期待。