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RACE2018.9.10

田淵浩一の前検日検車レポート 9月10日

明日、9月11日から西武園競輪では、
第54回東京中日スポーツ杯争奪戦(F1)が開催されます。

今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。

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柏野智典選手.jpg

初日 11R 2番 柏野 智典(岡山・88期)

今節、競走得点トップで近況成績抜群の柏野選手。
西武園バンクは久しぶりの参戦だが「走りやすいイメージ」と言う。

近況好調の要因を尋ねると、暖かくなってきて練習量が増えて、
フレームを交換して、うまく噛み合った様子。

戦法は追い込み。目標不在の時は競るよりも切れ目からの縦脚勝負。
レースでは「チャンスが来たら、確実にモノにする」と準備をしている。

練習はバンクモガキ中心に最近、
高速化が進む競輪競走に対応する走りを目指し、
パワーアップを図る。

柏野選手の絶妙なコース取りに注目。

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牛山貴広選手.jpg

初日 11R 3番 牛山 貴広(茨城・92期)

7月の小松島で自身2度目の記念優勝を飾った牛山選手。

調子は上がっており、練習量も多めで今節を迎える。
西武園バンクは久しぶりの参戦で、あまり覚えてないので、
指定練習で確かめるとのこと。

戦法は追い込み基本に目標不在の時は、自力含みの自在戦で戦う。
レースでは先行選手から信頼される追い込み選手を目指している。

練習はバンクモガキ中心で、今年は落車もなく体調が良いので、
「練習量を増やして、追い込んだ練習をしたい」とのこと。

牛山選手の直線強襲に注目。

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吉本卓仁選手.jpg

初日 9R 9番 吉本 卓仁(福岡・89期)

自力基本に近況好成績の吉本選手。

前回の病欠も問題なく、むしろ準Vだった地元久留米記念より
「状態は今が一番良い」と言う。

西武園バンクは記念決勝戦にも乗っており、相性は良い。
戦法は先行基本も流れの中での自力勝負。

レースでは「勇気を出して縦脚出して、力を出し切る」事を心掛けている。
練習は街道・バンクモガキで、力を出し切れる練習で縦脚に磨きをかける。

吉本選手のスピードある自力勝負に期待。

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小島雅章選手.jpg

初日 6R 5番 小島 雅章(埼玉・83期)

今節、競走得点トップでシリーズリーダーとして
期待がかかる地元小島選手。
西武園バンクは近況地元Vはないが、
S級A級ともに安定した成績を残している。

本人も「練習量が増えて体調も良い」と言い、
今節から前々期A級戦で使ったフレームで挑む。

戦法は追い込み基本に自力勝負ありの総力戦で戦う。
レースでは同じ失敗をしないよう、レースチェックを欠かさない。

練習は街道・バンクモガキにワットバイク・ウエイトのほか、
最近は水泳も始め、基礎体力維持も意識している。
今期の目標はS級点確保。

小島選手の地元Vに期待。

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加藤健一選手.jpg

初日 6R 7番 加藤 健一(神奈川・107期)

積極的なレースで活躍中の加藤選手。

西武園バンクは前回は予選失敗もイメージは悪くなく、
むしろ「先行有利で自分向きなバンク」と語る。

戦法は先行基本も流れの中での自力勝負。
レースでは積極的な組み立てで、
バック数を増やす事を心掛けている。

練習は街道モガキ中心だが、
最近はレースの組み立てと追走技術向上を目指し、
バンク練習を多く取り入れている。

加藤選手の先行逃げ切りに期待。