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RACE2018.12.5

田淵浩一氏の前検日検車レポート【12月5日】

明日、12月6日から西武園競輪では、
第24回 テレ玉杯争奪戦【FⅡ】が開催されます。

今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。

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初日 10R 2番 安部 達也(埼玉・83期)

今期全てに優出し、
V4と抜群の安定感を見せる安部選手。
西武園バンクは10月惜しくも準Vだったので、
地元V奪取に挑む。
現状の成績も「思ったよりもやれている」と言い、
「展開向けば、モノにできる」と自信有りの様子。
戦法は、追い込み勝負。
レースでは「流れに乗って、コースを探して、
突っ込むレース」を心掛けている。
練習は街道モガキとウエイトトレーニングで、
集中して気持ちを切らさないことを意識している。
次回のレインボーカップファイナル、来期S級戦に向けて、
「課題を持って走る」とのこと。
安部選手の地元Vに期待。

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初日 10R 3番 吉田 茂生(岐阜・98期)

近況8場所中7Vと圧倒的な成績を残す吉田選手。
西武園バンクは久しぶりの参戦になるが、
相性は悪くなく、「先行有利なイメージ」と言う。
近況成績について尋ねると
「出来過ぎです」と控えめなコメント。
脚質は、地脚。
戦法は先行基本も流れの中での自力勝負。
最近は警戒されて捲りが多いが、
勝ちきってしまうところが凄い。
レースでは仕掛け処で「見過ぎない」ことを心掛けている。
練習は街道モガキとウエイトトレーニングで、
トップスピードを上げることが課題。
吉田選手の自力勝負に注目。

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初日 9R 9番 藤根 俊貴(岩手・113期)

113期卒業記念チャンピオンの注目ルーキー藤根選手。
特別昇班後も4場所中V3、
2連対率100%と素晴らしい成績を残している。
西武園バンクは初参戦。イメージを尋ねると、
「捲りづらい」イメージと言う。
脚質はスプリンタータイプでカマシ・捲りが得意。
戦法はレースの流れの中での自力勝負。
1.2班戦を走るようになって
「ラインの大切さを感じる」とのこと。
レースでは「毎レース、全力を尽くす」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心に地脚をつけて、
長い距離を踏める事が課題。
藤根選手のスピードある自力勝負に注目。

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初日 5R 7番 小林 稜武(千葉・113期)

先行基本にデビュー後、全て優出と
安定した成績の小林選手。
父が元選手で、新潟で選手を目指すも
一度は断念して、会社員になるが、
競輪学校の募集人数が増えたのを機に、
千葉で再挑戦し、念願のプロデビューを果たした。
西武園バンクは初参戦。
イメージを尋ねると「カントが緩く、
直線が短いイメージ」と言う。
戦法は先行基本の自力勝負で、
長い距離を踏むことも苦にしない。
レースでは「ラインで決める走りで勝つ」ことを
心掛けている。
練習は街道モガキ中心で、
トップスピードを上げることが課題。
まだ、優勝がないので「初V目指す」とキッパリ。
小林選手の初Vに期待。

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初日 4R 4番 薦田 将伍(愛媛・113期)

先行力を武器に活躍中の薦田選手。
西武園バンクは初参戦。
イメージを尋ねると、特になく指定練習で確かめる。
脚質は地脚で、長い距離を踏めるのがセールスポイント。
レースでは一時期は勝ちにこだわったが、
今は先を見据えて「内容に拘り、
最終バックを取る」ことを心掛けている。
練習はバンク・街道モガキ中心で、メンタル強化が課題。
薦田選手の先行逃げ切りに期待。