田淵浩一の前検日検車レポート 9月23日
明日、9月24日から西武園競輪では、
「第2回 東京スポーツ杯争奪戦(F2)」が行われます。
今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行って頂きました。
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初日 7R 5番 森田 優弥(埼玉・113期)
期待のルーキー、森田選手が地元初参戦。
本人曰く「やっと来た。気合いが入ります!」とのこと。
同県同期で、すでに3人が地元優勝しており、
森田選手にも期待がかかる。
西武園バンクは初参戦も
練習に来ており、不安はない。
脚質はスプリンタータイプ。
戦法は先行。
レースでは最終ホームでバック取って、
ラインで決める走りを心掛けている。
練習は街道モガキ中心に、同期とバンク練習も取り入れ、
スピードの緩急をつけ、長い距離を踏める脚をつけることが課題。
森田選手の地元優勝に期待。
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初日 6R 2番 嵯峨 昇喜郎(青森・113期)
今節、特別昇班がかかる嵯峨選手。
デビュー5場所中4V、2度目の特別昇班へチャレンジする。
心境を尋ねると「前回は、特別昇班を意識しすぎて、
自分のレースが出来なかったので、
今回は、平常心でいつも通りのレースをする」と語る。
西武園バンクは「捲りが効きにくいイメージなので、
積極的なレースをする」とのこと。
脚質はスプリンタータイプ。
戦法は先行基本の自力勝負だが、
捲りが多くなっているのが、不満の様子。
師匠からは「ホーム、バック取れ」と言われているらしく、
「もっと積極的に仕掛けたい」とのこと。
レースでは力出し切って、
ラインで決める走りを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
先行力をつけて、踏み直せる脚をつけることが課題。
嵯峨選手の完全V、特別昇班に期待。
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初日 2R 6番 山原 さくら(高知・104期)
近況、Vラッシュで絶好調の山原選手。
西武園バンクはV歴なしも「悪いイメージはない」と言う。
近況の充実ぶりを尋ねると
「落ち着いてレースが出来ている、
行けるところで行けている」とのこと。
戦法は先行含みの自力勝負で、
力まないで、最終バックを取ることを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイト、体幹トレーニングで、
全体的な底上げを図る。
山原選手の自力勝負に注目。
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初日 2R 7番 細田 愛未(埼玉・108期)
今節、追加参戦となる地元の細田選手。
追加は2日前に受けており、本人は待っていた様子。
西武園バンクでは、地元Vこそないが、
常に決勝戦に進出しており、相性は悪くない。
近況は積極的なレースが増えており、
小倉で行われるガールズGPトライアルに向けて、
自力で勝てるレースをしている。
レースでは「動けるところで動いて、
力を出し切る」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとバイク誘導にウエイトトレーニングで、
ダッシュ力の強化とトップスピードを上げることが課題。
細田選手の地元Vに期待。
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初日 1R 1番 梅川 風子(東京・112期)
112期の卒業記念チャンピオン梅川選手が、
西武園バンク3度目の参戦。
過去2戦は落車と外国人選手相手の2.2.3着。
「まだ1着を取ってないので、まずは1勝」と控えめなコメント。
近況は積極的なレースで、
4場所全てのレースでは、バックを取っている。
戦法は先行基本の自力勝負で、
力を出し切るレースを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心とウエイトトレーニングで、
長い距離を踏める脚をつける事とパワーアップが課題。
梅川選手の先行逃げ切りに期待。