田淵浩一の前検日検車レポート 5月3日
明日、5月4日から西武園競輪では、
第14回楽天・Kドリームスカップ争奪戦(F2)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
———————————————————————————–
初来日ながら、
2018年世界選手権ケイリン金メダリストと注目のデグレンデル選手。
世界選手権決勝戦の上がりタイム10秒8は規格外。
初のミッドナイトや屋外400バンクなど、
不安要素もあるが、本人は「問題ないし、楽しみ」と言う。
日本の生活も「楽しんでいる」と言い、日本食も「大丈夫」とのこと。
戦法は、先行・捲り。
レースでは、世界選手権金メダリストのプレッシャーはなく、「最善を尽くす」と語る。
練習は、競輪学校でバンク、ロード、ウエイトトレーニングを行なっている。
デグレンデル選手のワールドクラスのスピードに注目。
———————————————————————————–
2回目の来日となるハンセン選手。
「昨年より、コンディションも良く、頑張りたい」と笑顔。
昨年は、優勝出来なかったので、今年は「優勝したい」と語る。
日本での生活も楽しく、日本食も「好き」と言い、特にお寿司と天ぷらがお気に入りの様子。
初のミッドナイトも、「夜でも気にならない」とのこと。
戦法は、捲り。
練習は、競輪学校でバンクとウエイトトレーニングを行なっている。
ハンセン選手の、捲り一撃に期待。
———————————————————————————–
近況成績抜群で、西武園参戦の梅川選手。
112期のゴールデンキャップ&卒業記念チャンピオンが本格化してきた。
徹底先行で、前回函館では、
奥井選手(東京106期)相手に主導権を渡さない走りで、
惜しくも3着だったが、内容は二重丸。
外国人選手とは、初対戦。
意気込みを尋ねると、「世界レベルの選手と走れるのは、光栄です。いい戦いをしたい」と語る。
ミッドナイトは、苦にならないが、
今節はガールズメインなので、3日間遅い時間に走ることに多少の不安はある様子。
レースでは、先行に拘り、
レースの流れの中で、仕掛けどころを見つけて主導権を取る。
今節は、「エキサイティングなレースがしたい」と語る。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
トップスピードを上げる事、特に立ち上がりのスピードを重視している。
梅川選手の先行逃げ切りに期待。
———————————————————————————–
徹底先行で売り出し中の鶴選手。
西武園バンクは初参戦だが、
大学時代には、よく練習に来ていて、バンクに対する不安要素はないが、
ミッドナイトは「好きではない」と言う。
脚質は地脚。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは、「流れを切らさない」ことを意識して、
ペースを上げて長い距離を踏む。
今は、来期1.2班戦を見据えたレースを心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
トップスピードを上げる事とパワーアップを図る。
鶴選手の先行逃げ切りに期待。
———————————————————————————–
2場所連続優勝中、
好調キープで地元戦を迎える菱沼選手。
ミッドナイトは、
「風もなく、走りやすくて、大好き」と言う。
西武園バンクは、1着は取れるが、なんと地元戦ではいまだ優出なし。
いまや優勝候補の一人で参戦している菱沼選手、目指すは地元V。
脚質は地脚。
戦法は先行基本の自力勝負。
レースでは、先行に拘り、
「焦らず、自分で動いて、主導権を取りたい」と語る。
練習は、街道でのモガキや高速先頭交代で、心肺機能を鍛え、
ウエイトトレーニングで瞬発系の強化を図る。
菱沼選手の地元優勝に期待。