<8月10日~12日>西武園競輪 KEIRINライジングスターズin西武園 第63回日刊スポーツ新聞社杯 Fl「レース展望」※8/11更新
競輪解説者 田淵浩一氏による 西武園S戦決勝戦展望
並び
63 71 425
埼京ラインの並びは、
準決勝戦同様、東京の寺沼に地元の笠松。
岐阜ラインも準決勝戦同様、横関-山口。
北日本ラインも準決勝戦同様、
青森の小原に宮城の阿部。
南関東単騎の静岡の渡邉は、
初日連係した経緯もあり、
小原ラインを選択し、
3対2対2の3分戦となった。
自力型3車の比較は、
積極性は小原と寺沼の115期両者だが、
戦法の幅は小原が上位。
横関は、カマシ・捲りが主戦法だが、
出来は一番に見える。
本人も「6月頃から調子が上がっている」と
若手2人に対しても力勝負で臨む様子。
各ラインともに準決勝戦で連係しており、
呼吸は合うはず。番手もしっかりしており、
仕掛けに迷いはなく、
単純なレースにはなりそうにはない。
横関は車番的に後ろになるよりは、
スタート取って、
115期両者の先行争いを誘いたい。
寺沼はS級初決勝だけに見せ場は作りたい。
小原は自慢のダッシュを生かした走りをしたい。
地元の笠松も地元戦で初決勝戦。
寺沼が主導権取れば初Vも狙える。
スピードも実績も勝る小原が、
ライン3車のアドバンテージも大きく、
逃げても捲っても、V最短とみる。
番手阿部の差し切りも十分。
地元笠松の番手捲りと
好調横関の一発には警戒したい。
競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(8/12)推奨レース
★5レース「阿部の2勝目期待」
◎〇注 △×
514 623
★8レース「桜井の先行力中心」
×注 ◎〇
51 6 72 4
3
△
競
り
競輪解説者 田淵浩一氏による 西武園F1戦展望
小原佑太(青森115期)の
スピードが上位だ。
ナショナルチーム所属で、
パリ五輪を目指す
次世代の日本のエース候補。
前回高知G3では、
4日間最終バックを取り、3勝を挙げた。
F1戦では2月平塚、6月青森でV奪取と
スピードを生かした
カマシ・捲りは一級品だ。
西武園は2019年7月チャレンジ戦1.1.②着、
2020年11月1.2.②着の準Vで、
決勝戦は森田優弥(埼玉113期)との
中団争いを制したが、捲り届かず
惜敗も新しい戦術を見せた。
自慢のダッシュを生かして、
機動力発揮ならV最短とみる。
阿部拓真(宮城107期)は、
長い距離を踏むタイプではないが、
機敏な立ち回りと
シャープな縦脚を武器に奮戦中だ。
前回富山の落車の影響が気になるが、
小原マークならチャンスも十分。
北日本ラインが優勢。
対するは、川口聖二(岐阜103期)の
機動力に山口泰生(岐阜89期)の岐阜コンビ。
川口は近況、優出逃すも、
前々回奈良最終日の
単騎逃げ切りは圧巻だった。
西武園は2016年4月記念2.6.2.3着以来
久しぶりの参戦となるが、
2日目はインでつまるレースで失敗したが、
残り3日間は、機動力を発揮した
好内容のレースをしていた。
山口は前回小松島でV奪取と
好ムードでの参戦
西武園は今年4月記念3.4.6.5着と
準決勝戦進出しており、
イメージも悪くないだろう。
中部近畿は機動力タイプ揃い、
勝ち上がり次第にはなるが、
渡辺十夢(福井85期)、鷲田幸司(福井92期)
近畿マーク陣もライン参加なら、
より強固なラインが出来上がり、
逆転も可能だ。
地元の阿部大樹(埼玉94期)にも期待したい。
自力基本に番手戦もこなし、
近況は1着も多い。
西武園は近歴では、
昨年11月7.4.1着、6月2.4.5着と
良績を残してはいないが、
練習環境を変え、
平原グループは最も勢いがある。
埼京ラインは機動力タイプ揃っており、
結束して地元Vを狙う。
関東ラインでは小林大介(群馬79期)中心に、
天田裕輝(群馬91期)、朝倉智仁(茨城115期)、
恩田淳平(群馬100期)の動けるタイプ多く、
ラインの厚みは一番。総力戦で挑む。
南関東ラインは青野将大(神奈川117期)の
機動力に期待だが、前回失格しており、
どこまで立て直せるか?が鍵になる。
小原佑太のスピードに期待して、
阿部拓真との北日本ラインを推すが、
勝ち上がり次第だが、
中部近畿ラインと関東ラインは、
結束出来れば脅威になる。