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RACE2021.9.13

<9月14日~16日>西武園競輪 第60回東京中日スポーツ杯 Fl「前検日検車レポート」

明日、9月14日(火)より西武園競輪では、
「第60回東京中日スポーツ杯【Fl】」が開催されます。

今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご一読ください。

初日 12R 2番 吉澤 純平選手(茨城・101期)

今節の実績上位の存在、吉澤選手。
今年は鎖骨骨折後に発走機での練習中に
アキレス腱断裂。まだ復調途上のようで、
状態について尋ねると、
「徐々に良くなってきている。
スピードは戻っているが、
末脚に課題がある」と言う。
走りながら戻していく感じの様子。
西武園バンクは、
昨年7月V奪取しており、イメージ良い。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは番手のレースもあるので、
「与えられた役割をしっかり果たす」ことを
心掛けている。
練習はバンク7割・街道3割のモガキ中心と
ウエイトは今は軽め。
長い距離を踏めるよう、
もう一度立て直すことが課題。
吉澤選手の自力勝負に注目。

初日 8R 2番 久木原 洋選手(埼玉・97期)

破壊力ある捲りが武器の地元久木原選手。
デビュー12年目の今年7月富山で、
待望のS級初Vを飾った。感想を尋ねると
「積極的に走れている効果が出ました」と
笑顔で答えてくれた。
西武園バンクの相性について尋ねると
「A級戦Vもあるが、初めて鎖骨骨折をした
思い出のバンク」とのこと。
戦法はレースの流れの中の自力勝負で、
カマシ・捲りが得意。
レースでは「ペースが緩めば、
仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は昨年12月から、
街道からバンクに変えて、
平原グループでのバンクモガキと
ウエイトトレーニング。
思い切りの良い仕掛けが課題。
久木原選手の地元Vに期待。

初日 7R 1番 武田 亮選手(東京・115期)

徹底先行で売り出し中の武田選手。
S級戦について尋ねると、
「準決勝戦が壁になっているが、
スタイルは変えません」とキッパリ。
西武園バンクは初参戦となるが、
たまに練習に来ており、
イメージを尋ねると
「カントがなく、軽い」と言う。
戦法は先行基本の自力勝負。
脚質はスプリンタータイプで、
長い距離を踏むレースは苦手だが、
今は力をつける為に
あえて長い距離を踏んでいる。
レースでは「仕掛け処を逃さない」ことを
心掛けている。
練習はバンクモガキと
バイク誘導とウエイトは軽め。
末脚強化が課題。
武田選手の先行逃げ切りに期待。

初日 5R 2番 川越 勇星選手(神奈川・111期)

S級降級後、V2含め、
安定した成績を残す川越選手。
A級戦について尋ねると、
「降級前あたりから、
調子が良くなってきたので、A級戦は
悪くはないが甘くもない」と言う。
西武園バンクは、
チャレンジ戦以来2度目の参戦となり、
あまり覚えてないようで、
「捲りが効かないイメージはある」様子。
戦法は、レースの流れの中の自力勝負。
レースでは「ペース緩めば、
仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は、バンクモガキ中心に
ウエイトを補助的にやっているが、
そろそろ本格的に始めたい様子。
ダッシュ力強化が課題。
川越選手の自力勝負に注目。

初日 4R 7番 上杉 嘉槻選手(福井・119期)

チャレンジ戦から特昇後、
初戦の弥彦を逃げ切り、
完全Vで飾った注目ルーキー上杉選手。
1.2班戦を走った感想を尋ねると、
「展開が早いが、走りやすい。
自分には合っている」と言う。
西武園バンクは、初参戦となり、
イメージを尋ねると、
「カントが浅く、
直線が短いイメージ」とのこと。
戦法は先行基本の自力勝負。
脚質はスピード地脚タイプで、
トップスピード値も高く、
長い距離も苦にしない。
レースでは「最終のホーム・バックを取って、
ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はバンクモガキとロードレーサーでの
長距離乗り込みとウエイトトレーニング。
スピードの立ち上げが課題。
上杉選手の先行逃げ切りに期待。