田淵浩一の前検日検車レポート 2月24日
明日、2月25日から西武園競輪では、
第1回東京スポーツ杯争奪戦(F2)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
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自力自在で活躍中の小林選手。
西武園バンクは、チャレンジから特別昇班を果たしたメモリアルバンクで、
前回8月に参戦した時も準Vと好相性。
ミッドナイトは「特に苦手意識はないが、7車立は好き」と言う。
前回川崎での落車失格も「影響なし」とキッパリ。
レースでは、流れの中での自力自在戦。
「後手を踏まない事」を心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
来期は初のS級戦に向けて、全体的な底上げを図る。
小林選手の自力自在戦に注目。
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自力勝負で成績安定している小玉選手。
西武園バンクは2回目の参戦。
前回の西武園記念では成績は良くなかったが、
イメージを尋ねると
「走りやすいが、捲りが効かないイメージなので、
早めの仕掛けを心掛ける」と言う。
レースでは、縦メインの自力勝負で、
捲りが主戦法だが、「ペースが緩めば仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は、バンクモガキとバイク誘導、
ウエイトトレーニングでトップスピードの強化とパワーアップを図る。
小玉選手の自力勝負に期待。
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今節の競走得点トップで、
前期S級戦でも勝ち星があった渡部選手。
西武園バンクの相性は、良くも悪くもなく、
ミッドナイトも前々回高知を走り、
「ようやく慣れました」と言う。
A級戦は4場所走り、前回立川で待望のVを飾ったが、
「もっと早く優勝したかった」と前期から「状態は良い」とのこと。
戦法は、自力自在戦でスピードあるカマシ・捲りが武器。
目標あれば、番手戦もこなすが、横の動きよりは縦脚勝負。
レースでは、「力を出し切る事」を心掛けている。
現在、競輪学校に冬季移動中で、
練習はバンクモガキ中心にトップスピードを上げる事を意識している。
渡部選手の格上の捲り・捌きに注目。
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今節の積極性NO1の地元伊藤選手。
西武園バンクは、前回12月当所で優出はならずも
「走りやすくて好き」と言う。
前回高知では、選手になって初の落車を経験したが、
擦過傷だけで「大丈夫です」とのこと。
最近は、父の伊藤公人(埼玉40期)さんの指導で、
自転車の乗り方や身体の使い方を教わり、
前々回松戸では、「良いイメージを走れた」とのこと。
レースは、流れの中での自力勝負で、圧倒的なバック数あるも、
「特に先行にこだわっているわけではない」と言う。
「考えすぎず、練習でやっていることを出し切る事」を心掛けている。
練習は、街道モガキとウエイトトレーニング中心だが、
最近は基本的な練習の見直しをしている。
伊藤選手の先行逃げ切りに期待。