田淵浩一の前検日検車レポート 10月6日
明日、10月7日から西武園競輪では、
「第3回 東京スポーツ杯争奪戦(F2)」が行われます。
今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行って頂きました。
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初日 7R 3番 川上 真吾(東京・98期)
自力自在戦で活躍中の川上選手。
西武園バンクとの相性は良いが、ミッドナイトは「苦手」とのこと。
戦法は自力基本の自在戦。
レースでは位置取りにも意欲的で、後手を踏まない事を心掛けている。
練習は街道乗り込みとモガキの他、
ワットバイクでトップスピードを上げることが課題。
川上選手の自力自在戦に注目。
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初日 7R 7番 吉原 友彦(神奈川・83期)
今節、競走得点トップの吉原選手。
昨年のA級戦と比較すると積極性がアップしている。
本人に尋ねると、
「昨年は目標いれば番手戦で戦っていたが、
今年は目標いても自分でやります」とキッパリ。
西武園バンクは「S級戦V歴もあり、いいイメージがある」と言う。
戦法はレースの流れの中での自力自在戦。
レースでは最低でも中団確保の位置取りを重視し、
「弱気にならない」事を心掛けている。
練習は街道乗り込みとモガキの他、
ウエイトトレーニングで力を出し切り追い込む事を意識している。
吉原選手の自力自在戦に期待。
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初日 6R 1番 小川 丈太(徳島・111期)
力強い先行力を武器に売り出し中の小川選手。
西武園バンクは初参戦。
イメージを尋ねると「先行有利なバンク」と言い、
ミッドナイトは「好きではない」とのこと。
戦法は先行基本の自力勝負。
脚質は、地脚で長い距離を踏めるタイプ。
レースでは中途半端な仕掛けで後悔しない為に、
積極的な仕掛けを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
身体を大きくしてトップスピードを上げることが課題。
小川選手の先行逃げ切りに期待。
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初日 5R 5番 伊藤 稔真(三重・111期)
自力勝負で活躍中の若手有望株の伊藤選手。
西武園バンクは初参戦で、イメージも特になく指定練習で確かめる。
戦法は先行基本の自力勝負かと思われたが、
本人は戦法の幅を広げる為に、「自力でお願いします」と言う。
師匠の浅井康太(三重90期)選手からは「先行しろ!」と言われているらしいが、
行けるところで仕掛けて「勝つ」ことが一番と考えている様子。
練習は街道乗り込みとモガキで、全体的な底上げを図る。
伊藤選手の自力勝負に注目。