田淵浩一氏の「前検日検車レポート」1月9日
明日、1月10日から西武園競輪では、
「第11回 e-SHINBUN賞争奪戦(FⅡ)」が行われます。
今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行って頂きました。
ぜひ、車券購入の参考にされてください!
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初日 7R 7番 井田 晶之(愛知・113期)
現在、2場所連続完全V、
今節、特別昇班の可能性のある井田選手。
意気込みを聞いてみると
「ここで決めたい!」とキッパリ。
西武園バンクは初参戦。
イメージを尋ねると
「丸いバンクで先行有利な印象」と語る。
大学までは野球をやっていたが、
4年生の時に自転車部もあり、
自転車に転向、選手を目指した。
試験4回目で合格して、
入学前に結婚して1児の父というのは驚き!
特別昇班して、家族にいい報告をしたい。
脚質は地脚で、長い距離を踏めるタイプ。
戦法は、先行基本の自力勝負で、
器用な印象もあるが、位置取りはしない。
レースでは「仕掛けのタイミングを逃さないで、
ペースが緩めば、仕掛ける」事を心掛けている。
練習はアップダウンコースの街道モガキと
パワーマックスで、ダッシュ力強化を図る。
井田選手の自力勝負、特別昇班に期待。
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初日 6R 5番 柿本 大貴(東京・113期)
今節の113期生の中で、
優勝6回と実績NO1の柿本選手。
西武園バンクは、初参戦。
イメージを尋ねると「先行有利なイメージ」と言う。
12月四日市チャレンジファイナルでは、
「チャンスもあり、位置取りも完璧だったが、
最後突っ込める勇気がなかった」と語る。
現在、大学在学中で、
今年卒業を目指し、学業優先する生活とのこと。
脚質はダッシュも地脚もあるオールマイティータイプ。
戦法は、先行基本で流れの中での自力勝負だが、
最近は、特に先行に拘りをみせている。
レースでは「強い気持ちでレースにのぞみ、
最後バックを取ってラインで決める、
男気のあるレース」を心掛けている。
練習は、バンク・街道モガキで、
集中して課題を持った練習をし、
先を見据えて先行力アップを図る。
柿本選手の先行逃げ切りに期待。
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初日 5R 2番 土居 佑次(高知・113期)
前々回高松で、待望の初Vを飾った土居選手。
初Vの感想を尋ねると
「嬉しいし、自信になります」と満面の笑み。
西武園バンクは2度目の参戦で、
11月当所では予選敗退だったが、
近況は成績アップしており、
以前よりは「落ち着いて走れるようになってきた」と言う。
脚質はスプリンタータイプで、カマシ・捲りが得意だが、
今は、先を見据えて、押さえ先行基本に戦っている。
戦法は、先行基本に流れの中での自力勝負。
レースでは「最終バックを取り、
ラインでワンツー決める走り」を強く意識している。
練習はバンクモガキ中心に
長い距離を踏める脚をつけることが課題。
土居選手の自力勝負に注目。
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初日 4R 7番 増田 仁(広島・113期)
徹底先行で売り出し中の増田選手。
西武園バンクは11月1.7.1で準決勝敗退だったが、
主導権取れず大敗のレースを参考に修正し、
近況成績は大幅に上昇中。
大学までは野球選手で、
警察官から会社員を経て、
競輪選手になったオールドルーキー。
脚質は地脚。
戦法は、先行勝負。
レースでは気持ちで負けず、最終バックを取り、
内容のあるレースを心掛けている。
練習は、バンクモガキのほか、
街道練習ではロードレーサーで長距離を乗り込み、
ダッシュ力強化とトップスピードを上げることが課題。
増田選手の先行逃げ切りに期待。