ニュース

2021.12.17

12/15-17 西武園ミッドナイト競輪【Fll】レース展望※12/17更新

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(12/17)推奨レース

 ☆4レース「田口の機動力断然」

  ◎〇△ 注×
  234 516 

 ☆9レース「長田の完全V期待」

  ×△ 注 ◎〇
  23 4 16 57


■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「西武園ミッドナイトF2戦展望」

長田龍拳(静岡117期)の機動力に期待する。
近況3場所、9戦7勝3着2回と
抜群の成績を残している。
7場所連続優出中で、V2、準V2回、
着3回と決勝戦は、確定板を外していない。
パワー溢れる先行基本に、
捲りも巻き返しが早く、スピード値も高い。
西武園は初参戦となるが
バンク特性を考慮すると脚質にはピッタリ合う。
V候補筆頭に挙げる。

対するは、保科千春(宮城100期)の自力自在戦。
今期V2、準V4回と高いレベルで安定している。
位置を取っての捲りが主戦法だが、
近況は番手のレースが多く差し脚も切れている。
西武園は前回6月7.2.⑥着と目標共倒れになったが、
A級戦V歴有り、S級戦勝ち星もあるので、
相性も悪くない。
北日本期待のルーキー田口勇介(秋田119期)が
勝ち上がれば、チャンスが広がるだろう。

追い込みに転向した尾形鉄馬(宮城107期)も
目標不在なら、番手勝負するファイター。
前回松戸で、田口と連係した
高橋幸司(山形99期)も追加参戦。
北日本ライン充実しており連係なれば逆転十分。

地元ラインは、藤田周磨(埼玉117期)の
機動力に期待したい。直近成績は物足りないが、
9月川崎、豊橋を捲って連覇したスピードは秀逸だ。
西武園は今年8月1.2.⑥着と
3日間バックを取る積極策で、
伊藤慶太郎(埼玉107期)の地元Vに貢献した。
チャレンジ戦含め、まだ地元Vはないが、
カマシ・捲りのスピードは脅威だ。

和田禎嗣(埼玉99期)は、
縦脚兼備で自在性も身につけており、
藤田や埼京ラインで
柿本大貴(東京113期)マークからの地元Vも狙える。

最後にルーキー田口勇介(秋田119期)に注目したい。
11月岐阜で特昇を決め、1.2班戦2戦連続優出し、
前回準V。先行力あるが、
まだレースの組み立てが甘く、
実力を出し切れていない。養成所では
ゴールデンキャップ獲得した逸材で、
今後の活躍が期待される1人だ。
西武園は初参戦だが、
主導権握るレースが出来れば、
今節の台風の目になること必至。

近況の充実度から、
長田龍拳の機動力上位とみるが、
実力者揃う北日本は
田口勇介次第で連独占も可能。
藤田周磨-和田禎嗣の地元両者にも期待したい。