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2022.1.26

1/24-26 西武園ミッドナイト競輪【Fll】レース展望 ※1/25更新

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(1/26)推奨レース」

★3レース『松本の機動力上位』

  注 ◎○△  ×
 63 452 71

★6レース『相笠の奮起戦』

 ◎○ ×△注
 13 245 67

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「西武園ミッドナイト F2戦展望」

S級降級組が多く比較が難しいが、
木村佑来
(宮城119期)の機動力に期待する。
先行基本に積極的なレースが多く
8月特昇後すでにV2、
準V5回の戦歴を残している。
スプリンタータイプだが、
航続距離も長く、当所向きの脚質だ。
西武園初参戦となるが、
ダッシュを生かした自力勝負で、
V候補筆頭に挙げる。

番手を回れる相笠翔太(福島96期)は、
S級降級初戦の地元平で完全Vを飾り、
準決勝戦では、木村佑来マークから
差し切りを決めている。
S級戦でも勝ち星を挙げており、
状態は良さそうだ。西武園は、
前回2020年9月7.2.⑦着、
前々回2019年7月5.1.⑨着と優出するも、
決勝戦大敗が続いているが、
木村マークなら、互角のV候補。

差し脚シャープな中村敏之輔(北海道91期)も
後位を固め、揃った北日本ライン強力。

対するは、新田康仁(静岡74期)自在戦。
久しぶりのA級戦となった前回地元静岡では、
南関東ラインに目標なく、メンバー面と展開も厳しく
苦戦をしたが、前期S級戦ではF1戦優出5回、
G1寛仁親王牌にも出場した実績は断然。
西武園は、前回昨年12月S級戦4.3.4着。
相性は、特に良くも悪くもない印象。
同県の仁藤秀(静岡117期)との連係なれば、
縦脚は健在だけに、V争いに加わってくるだろう。

西本直大(大阪92期)の自力も差はない。
昨年末は、S級戦でも勝ち星多く、
A級初戦も決勝戦は、目標共倒れとなったが、
準決勝戦は、4角カマシで押し切っている。
近畿ラインで、徹底先行タイプの
枠元一揆(福井117期)と連係なれば、
よりチャンスが広がるだろう。
中部近畿の連係微妙も、
近況1着多い高橋成英(愛知89期)も一発ある。

関東ラインは、地元の伊藤亮(埼玉92期)に期待したい。
地元のA級戦は、V歴もあり、
いつも好走のイメージしかない。
長期欠場明け2場所目で前回落車の
福田滉(栃木115期)や
復調途上の鈴木雄一朗(東京94期)、
同県高橋泰裕(埼玉107期)との連係になり、
条件厳しいながらも、
ホームバンクのアドバンテージを生かしたい。

スピード上位の木村佑来に、
自力でもV候補の相笠翔太との
北日本ライン中心とみるが、
新田康仁の自在戦と西本直大
自力勝負が相手になる。
地元伊藤亮の差し脚にも注目したい。