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2022.3.7

3/5-7 西武園ミッドナイト競輪【Fll】レース展望 ※3/7更新

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(3/7)推奨レース」

☆4レース「山本の機動力中心」

  ◎○△ × 注
  235 1 46 7

☆9レース「岡本の完全V期待」

 △◎ ×  ○  注
 51 26 3 74


■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「西武園ミッドナイトF2 ガールズ戦展望」

石井寛子(東京104期)の
自在戦が中心になる。
前回大垣決勝戦は、
珍しく立ち遅れて準Vだったが、
今年は12戦11勝と抜群の安定感を誇る。
西武園は昨年2月完全Vを飾り、
過去8戦6Vのドル箱バンク。
レース運びの上手さは
ガールズトップクラス。
好位キープからの差し・捲りで、
V候補筆頭に挙げる。

対するは、
久米詩(静岡116期)の自力自在戦。
今年は連続Vと好調な滑り出し後、
決勝戦惜敗が続いているが、
前回地元静岡1.1.止では、
決勝戦中止になるも、
仕上がり状態は抜群だった。
西武園は昨年12月3.5.1着と
優出逃したが、
前々回一昨年12月完全Vは、
圧巻の7番手捲りを決めていた。
なんでもできるタイプなので、
展開不問で逆転のV候補。

地元の細田愛未(埼玉108期)と
高橋梨香(埼玉106期)もV候補の一角。
細田は近況、
セッティングが決まらないのか?
安定感を欠くレースが続くが、
思い切りの良いレーススタイルは、
破壊力あり、一発の魅力は十分。
高橋は優勝こそないが、
今年1月連続準V始め、
決勝戦の3連対率は高い。
自力自在戦で位置取りも上手く、
後手は踏まないタイプ。
西武園は共に準V2回と
まだ地元Vはないが、
練習にも来ているバンクなので、
地の利を生かして、地元Vを狙う。

日野未来(奈良114期)が追加参戦。
昨年12月岐阜で初Vを飾り、
近況成績も安定しており、
前回向日町1.1.②着も
連日自力を出しての準Vは、
強かった印象。競輪学校在校時、
ゴールデンキャップ獲得の
潜在能力を発揮してきた。
西武園は良績はないが、
本格化してきた現状なら、
V争いにも加わってくる。

あとは、ガッツ溢れるレーススタイルの
中村由香里(東京102期)も魅力ある。
位置取り厳しく、混戦も苦にしない。
第2回ガールズGP女王で、
デビュー10年目も闘志は変わらない。
西武園は前回昨年1月3.6.1着と優出逃すも、
過去にはV歴も有り、相性は良い。
前々攻めて、チャンスを狙う。

近況成績良く、縦脚ある
中野咲(愛知112期)までが争覇圏内。

安定感抜群の石井寛子の自在戦を筆頭に、
久米詩の自力自在戦が逆転候補。
実力差なく、混戦模様だが、
細田愛未、高橋梨香の地元勢に期待したい。