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2022.4.12

4/10-12 西武園ミッドナイト競輪【Fll】レース展望 ※4月12日更新

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(4/12)推奨レース」

☆4レース「中部近畿ライン優勢」

  ○◎× 注 △
  412 3 5 67

☆6レース「番手赤塚中心」

  ◎○ 注 ×△
 612 3 745

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「西武園ミッドナイトF2 ガールズ戦展望」

小林莉子(東京102期)の自在戦が中心になる。
巧みな位置取りと差し脚の切れは
ガールズトップクラス。
近況は昨年のガールズGP準V以降も
今年V2、準V5回と抜群の安定感。
西武園は昨年9月完全V、
一昨年7月2.4.①着と連続優勝中。
過去10戦4Vと安定している。
アマチュアの頃から走っているバンクなので、
走り方は熟知しているはず。
豊かな経験値からも中心に推す。

対するは吉村早耶香(静岡112期)の機動力。
今年はまだ優勝はこそないが
昨年末には連続Vを飾っている。
前々回平塚1.3.④着も、
3日間最終バックを取る積極性を見せ、
前回の大宮1.1.3着では
奥井迪(東京106期)との力勝負に敗れたが、
勝ち上がりでは外並走も苦にしない、
柔軟なレースも見せており、
戦法の幅も広がっている。
西武園は今年2月2.2.④着、
昨年9月2.1.②着の準V、
過去にも準V歴があり、
相性は良くタイミングよく仕掛ければ逆転もある。

地元の藤田まりあ(埼玉116期)と
野本怜菜(埼玉114期)の両者にも期待したい。
藤田まりあは3月平塚で、
GP女王高木真備(東京106期)の捲りを差し切りV奪取。
位置取り上手さと差し脚の切れも良く、
着実に力をつけてきた。

野本怜菜は前々回大宮で、
奥井迪(東京106期)の捲りを
差し切り待望の地元Vを飾った。
前回別府では、
児玉碧衣(福岡108期)後位を狙われるも、
死守して決勝戦3着と自在性も身につけてきた。
西武園は両者ともに、
前回昨年1月決勝戦野本4着、藤田6着。
野本はガールズ6レース制以外は全て優出しており、
地元バンクは強いイメージがある。
近況好調な2人だけに、地元Vの可能性も十分ある。

あとは、
機動力ある高木佑真(神奈川116期)までは争覇圏内。

小林莉子の実績上位だが、
吉村早耶香が積極的に仕掛ければ、
西武園バンクの特性を考えると逆転も十分。
地元の藤田まりあと野本怜菜の地元Vにも期待したい。