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2022.10.2

9/30-10/2 西武園ミッドナイト競輪【Fll】レース展望 ※10/2更新

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(10/2)推奨レース」

☆4レース「宮城ライン優勢」

  ◎○×    △注
  1235 7 46 

☆5レース「福元の機動力上位」

  ◎○ △×  注 
  14 627 53 

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「西武園ミッドナイトF2戦展望」

佐々木龍(神奈川109期)の戦歴が上位だ。
今期S級降級後、4連覇含むV5と断然の戦歴。
前期S級でもV奪取しており、格上の存在。
戦法を追い込みにシフトしてから、
成績も向上、目標不在でも、
縦脚兼備で安定感は抜群だ。
前々回福井で2度の落車、
前回函館を負傷欠場しており、
状態面が心配されるが、参加するようなら、
当然のV候補筆頭に推す。
西武園はS級戦の今年5月2.4.6着、
3月4.2.6着と目標次第となるが、
イメージは悪くないだろう。
大学時代には良く練習に来ていた
バンクなので走り方は熟知しているはず。
南関東ラインに強力な自力型不在なので、
前々攻めて勝機を掴む。

佐々木マークは、
やはり前期S級の飯尾主税(静岡81期)。
今期優勝はまだないが、マーク戦は堅実。
南関東ラインが本線。

対するは、高田修汰(福井115期)の機動力。
徹底先行タイプで、力をつけてきた。
前回静岡では決勝戦は南関東2段掛けに敗れたが、
準決勝戦は埼玉期待の新人 安彦統賀を
叩いて逃げ切りと好内容のレースを見せていた。
今期優勝こそないが、
1着多く数字以上の評価は必要。
西武園は初参戦となるが、
バンク特性を考慮すると逃げ切りVも十分だ。

鈴木謙二(東京97期)は今期V2準V2回と
高いレベルで安定している。
近況は、追い込み主体に差し脚の切れは抜群。
短い距離なら、縦脚発揮のシーンもあるか。
西武園は2019年9月捲ってV奪取しており、
イメージは悪くないはず。
地元の野中祐志(埼玉98期)との埼京ライン、
関東ラインで小峰烈(長野98期)との連係なら、
好位キープからの差し脚発揮でV争いに加わる。

前川大輔(福島113期)も前回弥彦で
V奪取と好調をキープしている。
以前の徹底先行タイプではなくなったが、
近況は位置取りもこなし、後手には回らない。
スピードある自力中心に
番手戦もこなす器用さも身に付けた。
西武園は久しぶりの参戦となり、
チャレンジ戦逃げ切りV、
1.2班戦失格と良かったり悪かったりの印象。
同型で前後微妙も、
三浦翔大(宮城98期)との北日本ラインも強力。

最後に119期の新人、
福元啓太(大阪119期)に注目したい。
今年3月特昇を果たすと1.2班戦初戦の
4月岸和田を完全V奪取、
8月武雄完全Vと先行基本に力はある。
まだ、安定感には欠けるが積極性あり、
バンク特性考えると大駆けも十分ある。
落車欠場明けの心配はあるが、
総合力NO1の佐々木龍中心とみる。

バンク特性考慮すると、
高田修汰と福元啓太の先行力は魅力。
鈴木謙二の捌きと前川大輔の
スピードある自力までが争覇級とみる。