RACE2018.1.25
田淵浩一の展望記事1月29日~31日開催分
田淵 浩一展望記事 1.25 |
第91回スポーツニッポン新聞社杯争奪戦 F1 |
S級展望 |
【椎木尾拓哉選手】
西武園S級戦は、
今節、競走得点トップの
椎木尾拓哉(和歌山93期)の差し脚に期待。
昨年は、寬仁親王牌で優出するなどG1でも活躍した。
前回、和歌山記念の落車失格は気になるが、
同県後輩で徹底先行タイプの石塚輪太郎(和歌山105期)や
中西大(和歌山107期)がおり、
展開有利に抜け出しV候補筆頭。
【石塚輪太郎選手】
石塚輪太郎も近況好調で1着多く、
6月当所では、1.6.1と決勝戦進出ならずも2勝あげた。
中西大も2班ながら、前回和歌山記念では、
積極的なレースで存在感を示した。
11月当所では準決勝戦逃げ切り勝ち。
西武園バンクの特性を生かして、石塚、中西ともに逃げ切りも可能。
捲り主戦法の選手が多い今節、和歌山勢中心。
【山崎芳仁選手】
対するは、G1、9勝と実績NO.1の山崎芳仁(福島88期)。
先行有利な西武園バンクなので、狙いは下げたが、
捲りの破壊力は健在で、まとめて負かす可能性十分。
【坂本亮馬選手】
自力自在な攻めで戦う坂本亮馬(福岡90期)も近況は復調している。
位置取りも上手く、番手戦や中団捲りで迫る。
他では、田中晴基(千葉90期)も12月別府記念優勝を飾った。
欠場後の前回和歌山記念も、成績ほど動きは悪くなかった。
マーク成清貴之(千葉73期)も好調で、
武田憲祐(神奈川93期)、林雄一(神奈川83期)と援軍揃った南関東勢もチャンスある。
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A級展望 |
【久木原洋選手】
A級戦は、S級降級組が主力だが、
地元の久木原洋がシリーズリーダーを務める。
強烈なカマシ・捲りで前期S級戦でも
競走得点100点オーバーと戦歴上位。
今期A級降級後も、まだ優勝こそないが、積極的なレースで
3連対率100%と安定感抜群で地元V有力。
マーク深井高志(東京63期)もS級降級後も堅実な走り。
自力ある丸山直樹(埼玉93期)も近況復調しており、
埼京ライン優勢。
さらに、鈴木龍之介(栃木81期)、渡邉藤男(栃木57期)も
ライン参加なれば、関東ライン強力。
【泉文人選手】
対するは、泉文人(福島99期)。
前期S級戦は、落車の影響で苦戦していたが、
降級初戦の大宮では、好タイムで逃げ切りVと力を見せた。
マーク堅実な千澤大輔(青森95期)、
前回Vの高橋秀吉(秋田88期)、
2班ながら、自力自在戦で当所得意な庄子信弘(宮城84期)もおり、
北日本ラインも充実している。
【田中勝仁選手】
南関東ラインは、
田中勝仁(千葉93期)が軸になるが、
A級降級初戦で落車欠場した。
出走してくれば、ベテラン金川光浩(静岡56期)が
降級後も安定した成績を残しているので、要警戒。
【野口裕史選手】
最後に、
出走の度にこちらの記事で取り上げてる野口裕史(千葉111期)。
別昇班後、落車が多く、なかなか波に乗れてないが、
ポテンシャル高く、そろそろ本領発揮なるか?楽しみな存在だ。
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S級戦は、椎木尾拓哉中心の和歌山勢優勢、
A級戦はS級降級組多い中、
地元の久木原洋の機動力上位とみる。