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RACE2021.12.6

<12月7日~9日>西武園ナイター競輪 第95回スポーツニッポン新聞社杯 Fl「前検日検車レポート」

明日、12月7日(火)より西武園競輪では、
「第95回スポーツニッポン新聞社杯【Fl】」が開催されます。

今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご一読ください。

初日 12R 1番 小松崎 大地選手(福島・99期)

前回地元平でV、近況成績上昇中の小松崎選手。
好調の要因について尋ねると、
「数字は良くなっているが、状態は変わらない。
我慢して練習してきた成果ですかね」と言う。
西武園バンクは、久しぶりの参戦となり、
イメージを尋ねると「直線短く、丸いバンク」と言う。
戦法はレースの流れ中の自力勝負。
レースでは「力を出し切り、
ラインで決める走り」を心掛けている
練習は、千葉に冬期移動中で、
街道モガキ中心にウエイトトレーニングと
ワットバイクを満遍なくおこなっている。
G1を獲ってGP走る事が目標なので、
全体的な底上げが課題。
小松崎選手の自力勝負に期待。

初日 12R 7番 森田 優弥選手(埼玉・113期)

アグレッシブなレーススタイルが魅力の地元森田選手。
前回G1小倉競輪祭では、
特別競輪で初の勝ち上がりを達成した。
感想を尋ねると「モチベーションが高く、
楽しかった。全然疲れませんでした」と言う。
状態面については「長い距離を踏む練習をしていて、
状態も良く、自信もある」と頼もしい一言。
西武園バンクの相性はあまり良くなく、
前回の記念は「気持ちが弱かった」とのこと。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは「主導権取って、
ラインを生かす走り」を心掛けている。
練習は、街道モガキ中心にバンクにも入り、
ローラーでペダリング重視。
脚を使わず先行態勢に入って、
最後まで踏み切れる走りが課題。
森田選手の地元Vに期待。

初日 11R 2番 吉田 有希選手(茨城・119期)

9月S級特進、目下2場所連続完全Vの
関東期待のルーキー吉田選手。
S級戦について尋ねると「緊張するし
胸を借りるつもりで走ってます。
うまくいってるが、反省点もある。
地に足をつけていつも通りの走りをする」と言う。
西武園バンクは初参戦となり、
イメージも特になく、指定練習で確かめる。
バンク特性を伝えると「ありがたい」とニッコリ。
脚質は、地脚タイプ。
戦法は、先行基本の自力勝負で、
捲りよりは、長い距離を踏むレースの方が得意。
レースでは怪我をせず
「内容重視の走り」を心掛けている。
練習は、兄で師匠の吉田拓矢(茨城107期)
選手と一緒に、バンクモガキ中心と
ウエイトトレーニング。
レースの組み立てとダッシュ力強化が課題。
吉田選手の自力勝負に注目。

初日 5R 3番 照井 拓成選手(岩手・115期)

ダッシュを生かした自力勝負で活躍中の照井選手。
近況成績、決勝戦2.3着が多く、
そろそろ1.2班戦初Vが欲しい様子。
西武園バンクはチャレンジ戦初Vの
メモリアルバンクだが、
最近はあまり良くない。
戦法は、レースの流れ中の自力勝負。
最近捲りが多い事については
「前期、腰を痛めて、航続距離が減ってしまった。
脚質的にも捲りの方が合っている」とのこと。
レースでは「焦らずに流れをみて仕掛ける」
事を心掛けている。
練習は、街道7割・バンク3割でのモガキ中心と
ウエイトトレーニングとワットバイク。
初のS級点確保が目標。
末脚強化が課題。
照井選手の自力勝負に期待。

初日 4R 7番 上杉 嘉槻選手(福井・119期)

スピードある自力勝負が魅力の
近畿期待のルーキー上杉選手。
チャレンジ戦から特昇後、
初戦の弥彦と西武園を連続完全Vで飾り、
特進が期待されたが警戒され、
8連勝でストップ。その後、
Vなしが気になり、状態面について尋ねると
「寒くなり、雨も多く、
満足いく練習ができてない。
寒いのも苦手で対策はします」と言う。
西武園バンクは2度目の参戦となり、
前回は完全V。イメージを尋ねると、
「感触は良かった」とのこと。
戦法は、先行基本の自力勝負。
脚質はスピード地脚タイプで、
トップスピード値も高く、
長い距離も苦にしないが、
近況は「成績も良くないので、
自信がない」とも言う。
レースでは「最終のホーム・バックを取って、
ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はバンクモガキとロードレーサーでの
長距離乗り込みとウエイトトレーニング。
一走一走、しっかり出し切り、
内容重視の走りがテーマ。
上杉選手の先行逃げ切りに期待。