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RACE2022.11.8

<11月6日~8日>西武園ミッドナイト競輪 第25回楽天・ケイドリームスカップ F2「レース展望」※11/8更新

競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(11/8)推奨レース

★5R A級特一般「枠元の機動力上位」

 ◎○△ ×注  
 135 42 6

★8R A級チ決勝「滝本の完全V期待」

 ◎△ × ○  注  
 16 2 34 57

競輪解説者 田淵浩一氏による「西武園ミッドナイトF2戦展望」


上杉嘉槻(福井119期)。の機動力上位だ。
先行基本に長い距離を踏めるタイプで、
トップスピードも高い。
徹底先行タイプではないが、
先行した時の方が持ち味が出る。
近況成績は今期Vなく
決勝戦勝ち切れないのが気になるが、
西武園バンクなら押し切れる。
西武園は昨年9月単騎捲って完全V、
12月決勝戦カマシ不発の1.1.⑦着も
6戦5勝と相性も良い。
前後微妙も同県の枠元一葵(福井117期)、
高橋成英(愛知89期)次第にはなるが、
山田雅之(岐阜72期)
坂上忠克(石川71期)の
中部ラインも援軍にできるなら、
中部近畿ラインが優勢。

対するは木村佑来(宮城119期)の機動力。
ダッシュを生かした
カマシ・捲りが主戦法で、
近況は前期ほどの勢いは見られないが、
積極性のある走りが多い。
西武園は今年1月ミッドナイト完全V、
9月4.2.⑦着もA級最上位の
橋本瑠偉(栃木113期)が
2段駆けと相手が強かっただけで
問題はないはず。

木村マークの
高谷雅彦(青森67期)も元気いっぱい。
近況も9月川崎完全V含め1着多く、
S級復帰も視界に入る。
木村の踏み出しにつけ切れば、
差し切りVも十分ある。

あとは植原琢也(埼玉113期)と
丸山直樹(埼玉93期)と
高橋泰裕(埼玉107期)の
地元ラインにも期待したい。
植原はダッシュを生かした
カマシ・捲りが主戦法。
まだ完調とまではいかないが、
フレームや練習内容など
いろいろ試していて、
噛み合ってくれば力はS級上位級だ。
西武園は、
前回5月3.4.2着と
病気欠場明けで状態一息だったが、
特昇後の1.2班初戦で優出、
G3でも1勝を挙げており、
相性は悪くない。
丸山は、追い込み主体に縦脚切れるタイプ。
近況成績一息も、数字ほどは悪くない印象。
西武園は前回4月2.1.②着の準V。
V歴もあり、ホームバンクの
アドバンテージも大きい。
高橋は、自力主体になんでもやるスタイル。
9月当所で念願の1.2班戦初Vを飾ったばかり。
10月奈良でもV奪取しており
近況成績上昇中で、
今期はS級点獲得も狙える位置まできている。
西武園は、前回9月4.1.①の初V含め、
1着多くイメージは良いはず。
マーク戦上手い渡辺航平(東京79期)もおり、
埼京ラインで連係なら、連独占も可能。
脚質と実績から上杉嘉槻の
機動力上位とみるが、
木村佑来と植原琢也の抵抗は必至。
近況の充実度なら、
2班ながらも地元高橋泰裕が特注だ。