<1月8日~10日>西武園競輪 第61回報知金杯 F1・関東カップ「前検日検車レポート」
明日、1月8日(日)より西武園競輪では
「第61回報知金杯【F1】・関東カップ」 が
開催されます。
今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご一読ください。
初日 12R 2番 成田 和也 選手(福島・88期)
昨年のG1戦で、
安定した成績を残した成田選手。
最後までグランプリ出場権を
争ったことについて尋ねると
「高いレベルで戦えたことを
今後の糧にしたい」と言う。
西武園バンクは
昨年のオールスターで優出を果たし
F1戦V奪取しており
「最近は良い」とのこと。
戦法は追い込み。
レースでは「自分の与えられた位置で
自分の役割を果たす」ことを心掛けている。
練習はバンク・街道モガキ半々と
ウエイトトレーニング。時期的にも
室内練習が多くなっているとのこと。
昨年は、悔しいレースもあったので
更にレベルを上げることがテーマ。
成田選手の格上の捌きに注目。
初日 12R 5番 坂井 洋 選手(栃木・115期)
スピードある自力勝負が魅力の坂井選手。
昨年の小倉競輪祭ではG1初優出を果たした。
G1決勝戦について尋ねると
「気持ち良い。全部、平原さんのおかげ。
また、乗りたいしチャンスがあれば
獲りたい」と言う。
西武園バンクは先行有利なので
得意ではないが、成績は悪くなく
平原グループの練習にも
たまに来ているので問題はない。
戦法はレースの流れの中の
自力勝負で、捲りが得意。
レースでは「力を出し切って
勝てるレース」を心掛けている。
練習はバンクモガキと
ウエイトトレーニング中心に
ワットバイクをたまに乗る程度。
昨年の成績を上回り
総合力を上げることが課題。
坂井選手の自力勝負に注目。
初日 7R 6番 野本 怜菜 選手(埼玉・114期)
近況4場所中3Vと
抜群の成績を残す地元野本選手。
好調の要因について尋ねると
「街道練習を取り入れて
苦手の地脚がついてきて
良くなってきた」と言う。
西武園バンクは
ガールズ6レース制以外は
優出しており、イメージは悪くない。
戦法は自力自在戦。
近況は位置取りに拘るレースが増えたが
「もっと積極的に行きたい」とのこと。
レースでは「勝負権ある位置を
取って仕掛ける」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキと街道での先頭交代。
思い切りの良さと末脚強化が課題。
野本選手の地元Vに期待。
初日 6R 2番 岡本 二菜 選手(東京・118期)
師匠(石井寛子・東京104期)譲りの
自在戦で、安定感ある岡本選手。
昨年はVなしに終わり
「今年は最低1回は獲りたい」と言う。
西武園バンクは4回目の参戦となり
ガールズ6レース制以外は優出していて
「初めて優出した思い出のあるバンク」とのこと。
戦法は、自力自在戦で位置取り重視。
レースでは「勝負権ある位置を取る」ことを
心掛けている。
練習はバンクモガキ中心に
ウエイトトレーニングを増やして
トルクを上げたい。
スピードの立ち上げが課題。
岡本選手の自力自在戦に注目。
初日 5R 1番 土屋 壮登 選手(埼玉・101期)
1年半振りにA級戦を走る地元土屋選手。
S級昇級前は、力の違いで
圧倒的なレースを見せており
A級戦について聞いてみると
「やはり、緊張感がありますね」と言う。
西武園バンクはA級戦V歴あり
S級戦でも記念準決勝戦進出しており
相性は良い。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
以前ほどの先行に拘りはなく
目標あれば付く自在性も身につけた。
レースでは「一度は仕掛ける」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
一戦一戦大切にして、S級点を取ることが、
当面の目標。
土屋選手の地元Vに期待。
初日 4R 2番 五十嵐 綾 選手(福島・121期)
昨年10月に特昇、
すでに1.2班戦V2の成績を残す五十嵐選手。
1.2班戦について尋ねると
「V2あるが、準決勝戦が壁になっている。
特昇した他の同期と比べると力が足りない」と言う。
西武園バンクは初参戦となり
イメージを尋ねると
「先行有利なイメージ」と言い
指定練習で乗って確かめる。
脚質は地脚タイプ。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負だが
持ち味を生かすのは、やはり「先行」。
レースでは「レースの組み立てを意識して
最後まで踏み切る」ことを心掛けている。
練習は街道モガキ中心。
師匠の金成和幸(福島88期)選手からは
「今期は、S級点を取れ」言われている。
全体的な底上げが課題。
五十嵐選手の自力勝負に注目。