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RACE2023.4.18

<4月19日~21日>西武園競輪 第65回日刊スポーツ新聞社杯 & 第8回ニッカン・コム杯 Fl「前検日検車レポート」

明日、4月19日(水)より
西武園競輪では
「第65回日刊スポーツ新聞社杯 &第8回ニッカン・コム杯 Fl」が
開催されます。

今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
明日からのレースの参考にご覧ください。

初日 12R 1番 坂井 洋 選手(栃木・115期)

スピードある自力勝負が魅力の坂井選手。
現在はダービーに向けて追い込んでいて
今は疲れがピークなので
「良く食べて、良く寝ます」と
まずは疲れを取りたい様子。
西武園バンクは前回食中毒後の開催で
優出するも状態は良くなかった。
先行有利なバンクなので
得意ではないが、成績は悪くなく
平原グループの練習にも
たまに来ているので問題はない。
戦法はレースの流れの中の
自力勝負で捲りが得意。
レースでは「力を出し切る」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングと
ロードレーサー60km位の乗り込み。
G1決勝戦に乗るには全体的な底上げが課題。
坂井選手の自力勝負に注目。

初日 12R 4番 宿口 陽一 選手(埼玉・91期)

前期SS班、地元期待の宿口選手。
前回の高知記念について尋ねると
「トータル的には動けたが、
準決勝戦は反省点。今回は状態7割
地元4割増で頑張ります」と
3月大宮走った時より1割上がっていた。
西武園バンクはS級V歴はないが
相性は悪くなく、ホームバンクなので
「走り慣れている」とのこと。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは「力を出し切る」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
早めに動いて、最終バックを取るレースをして
平原康多(埼玉87期)選手の前を
回れるようになることが目標。
宿口選手の自力勝負に注目。

初日 12R 5番 野口 裕史 選手(千葉・111期)

徹底先行で活躍中の野口選手。
前回久留米の途中欠場について尋ねると
「股にしこりができてしまい
サドルに座れなくなった。
今は安静にして
小さくなってきた」とのこと。
西武園バンクは、一昨年の
記念逃げ切りVもあり相性は良く
「逃げれば、なんとかなる」と言う。
戦法は先行勝負。
レースでは「先行に拘り
主導権は渡さない」ことを心掛けている。
練習は街道モガキと
ウエイトトレーニングとワットバイク。
今回は股に負担をかけないよう
ワットバイクを立ちこぎで仕上げてきた。
野口選手の先行逃げ切りに期待。

初日 5R 7番 小嶋 敬二 選手(石川・74期)

通算勝利数808勝
競輪界のレジェンド小嶋選手。
今期、デビュー直後以来の
A級戦について尋ねると
「前回地元の富山で決勝戦に
乗れなかったことはショックだった。
今回は400バンクなので
力で持っていける。まずは優出を」と
控えめのコメント後に
「今期、もう1.2回優勝したい」と
小嶋選手らしく語ってくれた。
西武園バンクは久しぶりの参戦となり
2008年の全日本選抜で大雨が降ってきて
「しんどかった」イメージが残っているとのこと。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
最近は番手を回るレースも多くなってきたが
正直、自分でやりたいのが本音の様子。
練習はイベントや自転車屋が忙しく
思うような練習が出来ていないらしいが
基本的にはバンクモガキと朝、
面倒見ているアマチュアと
一緒に街道40〜50km。
A級戦で動いて勝ち癖をつけて
来期S級戦を迎えることが当面の目標。
小嶋選手の自力勝負に注目。

初日 4R 1番 山口 多聞 選手(埼玉・121期)

近況成績上昇中、
埼玉期待の新人、山口選手。
特昇後の走りについて尋ねると
「優勝は3回。レースの流れがわかってきたが
想定外の展開になると対応できていないので
冷静に立ち回りたい」と言う。
西武園バンクは2度目の参戦となり
前回は2.2.⑥着。練習にもたまに来ていて
「捲りが効かないので先行したい」とのこと。
戦法は先行基本の自力勝負で
長い距離を踏むレースが得意。
レースでは「出し惜しみのない
レースする」ことを心掛けている。
練習はバンク・街道モガキ半々。
ダッシュ力強化が課題。
山口選手の先行逃げ切りに期待。