<12月9日~11日>西武園競輪 関東カップ 第98回スポーツニッポン新聞社杯 F1「前検日検車レポート」
明日、12月9日(月)より
西武園競輪 関東カップ
第98回スポーツニッポン新聞社杯F1が
開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
明日からのレースの参考にご覧ください。
初日 12R 5番 新田 祐大 選手(福島・90期)
スピードある自力勝負が魅力の新田選手。
直近2場所連続失格の悪い流れについて
尋ねると「すぐに練習を始めて
違反訓練で仲間と話ができて
気持ちを切り替えられた」と言う。
西武園バンクは
昨年のオールスター以来の参戦となり
イメージは悪くなく
「捲り効かないと言われているが
タイミングかなと思う」とのこと。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは[タイミング逃さない」ことを
心掛けている。
練習はナショナルチームと一緒に
バンクモガキとウエイトトレーニング。
失格過多で走れるレースも限られる中
「変わらずやって結果を待つだけ」と
G1戦復帰が目標。
新田選手の自力勝負に注目。
初日 12R 7番 森田 優弥 選手(埼玉・113期)
競走得点トップ
今節のシリーズリーダーを務める
地元 森田選手。
近況の成績について尋ねると
「レベル上がったところで
自分のレースができていない。
G1で戦える手応えはあるが
もっと戦法の幅を広げないと」と言う。
西武園バンクは
今年4月G3以来の参戦となり
S級でのV歴はまだなく
「消極的にならなければ良い」とのこと。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは「負けないこと。
ライン全員にチャンスのある
仕掛けをする」ことを心掛けている。
練習はバンク・街道モガキ半々と
ウエイトトレーニング。
G1決勝戦進出が目標。
森田選手の地元初Vに期待。
初日 7R 6番 太田 りゆ 選手(埼玉・112期)
ガールズ屈指のスピードを誇る
地元太田選手。
前回G1競輪祭女子王座戦決勝戦
について尋ねると
「流れの中で先行しかなかった。
スプリントで前に出て合わせる
レースもしているので
自信はあった」と言う。
西武園バンクは昨年の
オールスターガールズドリーム
2着以来の参戦となり
以前は捲り効かない
イメージが強かったが
今は「自分の得意パターンで
勝てるようになった」とのこと。
戦法はレースの流れの中の自力勝負。
レースでは「自分のタイミング来たら
仕掛ける」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキと
ロードレーサーでの街道乗り込みと
ウエイトトレーニング。
今はまだ伊豆に拠点を置いているが
埼玉に家を購入して
3月か4月頃に埼玉に拠点を置く予定。
G1タイトル奪取と
来年のガールズGP出場が目標。
太田選手の規格外のスピードに注目。
初日 6R 4番 柳原 真緒 選手(福井・114期)
思い切りの良い
自力勝負が魅力の柳原選手。
近況の状態について尋ねると
「前々回からフレームを変えて
決勝戦勝ち切れていないが
動き的には良いかなと思います」と言う。
西武園バンクは昨年の
オールスターガールズドリーム4着以来の
参戦となり、完全V歴もあり
「捲り効かないが苦手ではない」と言う。
戦法はレースの流れの中の
自力勝負でカマシ・捲りが得意。
レースでは「力を出し切る」ことを
心掛けている。
練習はワットバイクと
ウエイトトレーニングの室内練習オンリー。
来年のガールズGP出場が目標。
柳原選手の自力勝負に注目。
初日 5R 1番 常次 勇人 選手(大阪・121期)
先行力を武器に活動中の常次選手。
近況の状態について尋ねると
「疲れはあるが練習はできている。
自分の思った通りの
成績を残せている」と言う。
西武園バンクは初参戦となり
イメージも特になく
指定練習で乗って確かめる。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは「最終バックを取る」ことを
心掛けている。
練習はバンクモガキと
ウエイトトレーニング。
S級戦で戦う為に全体的な底上げが課題。
常次選手の自力勝負に期待。
初日 5R 2番 片桐 善也 選手(新潟・117期)
来期初のS級昇級、
今期V4のキャリアハイの
成績を残している片桐選手。
好調の要因について尋ねると
「自分の長所と短所を見極め
コツコツとやってきた成果が出た」と言い
今期V4については「上出来です。
力がついてきた」と言う。
西武園バンクは2度目の参戦となり
前回一昨年1月5.1.1着。
イメージを尋ねると
「先行できれば結果が出る」とのこと。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは「出し惜しみしない」ことを
心掛けている。
練習は街道モガキとワットバイク中心に
バンクはたまに入る程度。
来期S級戦に向けて全体的な底上げが課題。
片桐選手の自力勝負に注目。