田淵浩一氏の前検日検車レポート【2月14日】
明日、2月15日より西武園競輪では、
第92回スポーツニッポン新聞社杯争奪戦【Fl】が開催されます。
今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご一読ください。
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昨年からグレード戦でも活躍して、
急上昇中の佐々木選手。
ヤンググランプリは重圧からか、
最後に脚が止まってしまい、
悔しい思いをした。
西武園バンクは2度目の参戦。
前回11月当所は惜しくも予選敗退だったが、
「イメージは悪くない」と言う。
近況は2場所連続の落車で、
気持ちが折れそうになったが、
地元松山記念の斡旋があり、
練習もレースも休まず、調子を上げていく。
戦法はレースの流れの中での自力勝負。
レースでは「勝負のタイミングを逃さず、
ラインを信じて走る」事を心掛けている。
練習はワットバイクと
最近始めたウエイトトレーニングで、
トップスピードと立ち上げのダッシュ力を上げて
武器であるミドルスピードを生かした走りを求めている。
佐々木選手のS級シリーズ初Vに期待。
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注目の113期生、4人目のS級特進を果たし、
2場所目となる河合選手。
S級デビュー戦の大宮を振り返ってもらうと
「500バンクで仕掛けが難しかったが、
勝てなかったので工夫が必要」と言う。
西武園バンクは初参戦。
練習で良く来ており、不安はない様子。
戦法は先行基本の自力勝負。脚質は地脚。
レースでは長い距離を踏めることが長所なので、
「早めに動き、最終バックを取って、
ラインで決める」ことを心掛けている。
S級戦でもレーススタイルを変えず、
「出切れれば、なんとかなると思います」とのこと。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
立ち上げのスピードを上げることが課題。
河合選手の先行逃げ切りに期待。
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前回伊東を完全Vで飾り、
好調をキープして西武園参戦する高久保選手。
西武園バンクの相性は、
良かったり悪かったりだが、
「走りやすいイメージ」と言う。
戦法は、レースの流れの中での自力勝負。
レースでは仕掛け処で反応出来ない事もあるので、
「見過ぎず、しっかり自力を出す」ことを心掛けている。
練習は、一人で行くことが多く、
街道乗り込みやモガキを軽いギアでおこない、
追い込む練習を意識している。
高久保選手の自力勝負に注目。
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今節、S級特進の期待がかかる
注目ルーキー藤根選手。
目下2場所連続完全V、8場所連続優勝中と
A級戦圧倒的な成績を残す。
S級特進に王手をかけたのは初めてだが、
今節、師匠である佐藤友和(岩手88期)も斡旋されており、
是非とも最終日に祝杯をあげたい。
西武園バンクは2度目の参戦。
前回12月当所では完全Vを飾ったが、
「勝てたけど危ないレース内容だったので、
修正したい」と言う。
戦法はレースの流れの中での自力勝負。
脚質は、スプリンタータイプ。
レースでは「力を出し切って、
ラインで決める走り」を心掛けている。
練習は現在競輪学校に冬期移動中で、
バンクモガキ中心に
長い距離を踏める脚をつけることが課題。
藤根選手の完全V、S級特進に期待。
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前回豊橋チャレンジ戦で完全V、
特別昇班を果たし、
1.2班戦初戦を迎える地元植原選手。
特別昇班の感想を尋ねると、
「同期の周りの人が特昇しているので、
やっと同じスタートラインに立てた」と語る。
追加は前日で調整面を心配したが、
「むしろ、地元で気負いもなくていい」とのこと。
西武園バンクは、初参戦。
練習も数回しか来ておらず、
イメージを尋ねると「きれいで走りやすい」とのこと。
戦法は先行基本の自力勝負。
脚質は、スプリンタータイプ。
レースではチャレンジ戦の結果重視から、
1.2班戦は内容重視で
「挑戦するレース」を心掛けている。
練習はバンクモガキとワットバイクに
ウエイトトレーニングで、
いったんスピードに乗せてから、
長い距離を踏む事が課題。
植原選手のスピードある自力勝負に注目。