田淵浩一氏の前検日検車レポート【11月19日】
明日、11月20日から西武園競輪では、
KEIRINフェスティバルin西武園【FⅠ】が開催されます。
今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
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今節、競走得点トップで近況V歴もある永澤選手。
西武園バンクの相性は良くも悪くもないが、
以前、A級戦では「良かった」とのこと。
戦法は自力含みの自在戦も
追い込み基本で、位置取りも厳しい。
レースでは「常に確定板に載れる走り」を心掛けている。
練習は今節終了後に冬季移動先の競輪学校に向かうが、
現在はバンクモガキとウエイトトレーニングと
ロードレーサーを使って、全体的な底上げを図る。
また、初めて獲った弟子の
嵯峨昇喜郎(青森・113期)との練習が、
本人も「刺激になっている」と言う。
永澤選手の自在戦に注目。
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徹底先行で活躍中の山岸選手。
西武園バンクはA級初Vを飾ったメモリアルバンク。
先行有利で「自分には合っている」と言う。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは主導権を取り、最終バックを取って
逃げ粘る事を心掛けている。
練習は街道乗り込み・モガキと
パワーマックス、ウエイトトレーニングで、
トップスピードを上げることが課題。
山岸選手の先行逃げ切りに期待。
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近況成績では波はあるが1着多い地元の宿口選手。
西武園バンクの相性は良かったり悪かったりだが、
前回の記念では「良かった」とのこと。
S級での地元Vはまだないので今節は狙いたい。
戦法は先行含みも位置を取ってからの捲りが主戦法。
レースでは「後方になって、ラインに迷惑をかけないように
しっかり位置取りをして仕掛ける」ことを念頭においている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
立ち上がりのスピード強化が課題。
宿口選手の地元Vに期待。
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力ある自力勝負で売り出し中の佐々木選手。
西武園バンクは初参戦。
イメージも特になく、指定練習で確かめる。
戦法はレースの流れの中での自力勝負も
「捲りの方が得意」と言う。
事実、G1寛仁親王牌でも捲りで2勝を挙げた。
本人に感想を伺うと
「嬉しいし、自信にもなった」とのこと。
レースでは「力を出し切り、行けるところで仕掛けて、
ラインで決める走り」を心掛けている。
練習は、ワットバイク中心に街道モガキと
最近ウエイトトレーニングも始めて、
全体的な底上げを図る。
今は「ヤンググランプリに向けて、
調子を上げていく」とのことで、
S級初Vも「そろそろ欲しい」と語る。
佐々木選手の自力勝負に注目。