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RACE2017.12.20

田淵浩一の前検日検車レポート 12月20日

明日、12月21日から西武園競輪では、
第26回デイリースポーツ賞争奪戦(F1)が行われます。

今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。

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初日 11R 2番 郡司 浩平選手(神奈川・99期)

今節、競走得点トップで戦歴上位の郡司選手。

KEIRINグランプリ出場は、残念ながら補欠となったが、
本人は「実力と受け止めて、また頑張る」と
すでに来年のグランプリに向けて、戦いは始まっている。

今年、G2ウィナーズカップと地元川崎記念を優勝したことは、
「良い経験になった。今後につながる」とG1制覇を見据えている。

レースでは、自力主体に何でもできるスタイルで、
位置取りにも拘り、好位を取って仕掛ける。
レースの流れに応じて、ダッシュを生かした捲り・カマシが主戦法。

練習は、バンクモガキと街道半々で、街道練習では山登りでじっくり乗り込む。
「脚力を上げて、積極性を上げたい」と語る。
郡司選手のスピードある自力勝負に注目。

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初日 11R 4番 海老根 恵太選手(千葉・86期)

前回千葉500バンクのラスト開催を完全Vで飾り、
今節、追加参戦となった海老根選手。

千葉開催の感想を尋ねると、
「競輪祭を帯状疱疹で欠場し、体調不良の中、
ラインのおかげで優勝できた事は、嬉しい」と語った。

西武園バンクとの相性は、
F1優勝歴もあり、2008年全日本選抜では3着と相性は良い。
埼玉県春日部市出身で埼玉県は準地元の意識もあると言う。

レースでは、ラインの中での自分の役割を
果たすことを心掛けている。
ラインの先頭なら自力、目標いれば番手の仕事をする。

練習は、バンクでのバイク誘導、
自力モガキとウエイトトレーニングで、
レースにつながるよう考えてトレーニングしている。
海老根選手の自在戦に注目。

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初日 11R 7番 長島 大介選手(栃木・96期)

スピードある自力勝負で、今年G3初優勝を飾った長島選手。
G3優勝の感想を尋ねると、
「ビックリしている!」とのこと。
次の目標は、「G1で自力で戦える事」と先を見据えている。

西武園バンクは久しぶりの参戦になるが、
「好きなバンク」と言う。

レースでは、好位を取ってからの自力勝負。
自分のタイミングで、行けるところから仕掛けることを心掛けている。

練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、筋力アップを図る。
長島選手の自力勝負に期待。

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初日 6R 1番 渡邉 豪大選手(静岡・107期)

抜群の近況成績で西武園参戦の渡邉選手。

西武園バンクの相性は、
良くも悪くもあるが、「先行有利」なイメージと言う。

戦法は、先行基本の自力勝負。
近況成績急上昇の理由を尋ねると、
「レースが冷静に見れるようになり、
レースの流れの中で、対応出来るようになってきた」とのこと。

レースでは、距離関係なく、
ペース緩んだら仕掛けることを心掛けている。

S級戦を見据え、「先行数をもっと増やしたい」と語った。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニング、
パワーマックスの他に、最近、街道練習も取り入れ始め、
トップスピードを上げる事と、先行しての中間速を高めることがテーマと言う。

次走からは、待望のS級戦。
最後のA級戦を「優勝で飾りたい」とキッパリ。
渡邉選手の自力優勝に期待。

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初日 6R 6番 高橋 泰裕選手(埼玉・107期)

近況好調で、初の特選シードとなった高橋選手。

西武園バンクの相性は、
チャレンジ含め、地元優勝はないが、「短い直線は好き」と言う。

レースでは、先行含みの自力勝負。
ダッシュを生かした捲りが得意。
近況の好成績も以前のように
「何が何でも先行する」意識を捨て、
自分の脚質に合った仕掛けをするようになり、
勝てるようになってきたとのこと。

練習は、街道モガキ中心で、
ギア倍数をかけてのモガキでパワーアップを図る。

また、最近はウエイトトレーニングも取り入れ、
「何回も踏み直せる脚をつけたい」とA級1.2班戦初優勝を目指す。
高橋選手の地元優勝に期待。