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RACE2018.5.15

田淵浩一の前検日検車レポート 5月15日

明日、5月16日から西武園競輪では、
第62回サンケイスポーツ杯争奪戦(F1)が行われます。

今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。

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初日 11R 1番 伊藤 裕貴(三重・100期)

長期欠場後、久しぶりの実戦となる伊藤選手。
交通事故に遭い、腰椎骨折の大怪我からのレースとなるが、
本人も「まだ痛みもあり、まずは走ってみて、感じをつかみたい」と言う。
選手は、怪我の後は、走るのが一番早く状態を戻せるので、注目の復帰戦となる。

西武園バンクは、初参戦。
イメージも特にないとの事で、指定練習でバンク状況を確かめる。

戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは、「一戦一戦、集中して走る」事を意識している。

練習は、街道乗り込みとバンクモガキで、
街道では、先頭交代で心肺機能を、鍛えている。

伊藤選手の自力勝負に注目。

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初日 11R 3番 原田 研太朗(徳島・98期)

グレードレースでも活躍中の原田選手。
前回の日本選手権でも、準決勝戦4着の惜敗も、
本人の中では「手ごたえを感じたレース」と答えてくれた。

中国四国地区の若手先行選手が台頭してきており、
本人も「刺激になっています」と言う。

西武園バンクは2回目の参戦で、
前回はA級戦でのレインボーカップファイナルで、
バンクのイメージも、「捲りが効きにくい」印象がある。

戦法は、捲り主体だが、近況は先行しても結果を出している。
「たまたまです」と言うが、「積極的なレースは、常に意識している」とのこと。

レースでは、「流れを止めない事」を心掛けている。
練習は、バンクモガキを中心にウエイトトレーニングで、
ダッシュ力強化とトップスピードを上げる事を意識している。

原田選手のスピードある自力勝負に期待。

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初日 11R 7番 東口 善朋(和歌山・85期)

常に安定した成績を残す東口選手。
今年は、待望の地元記念初優勝を飾った。
本人も「凄く嬉しい。今後のG1戦につながるレース」と笑顔で答えてくれた。

西武園は、先月の記念にエボリューションに参加。
F1でのV歴もあり、イメージは良い。

日本選手権では、近畿勢の強さが際立ったが、
本人も「刺激になり、自分もその中に入りたい」と言う。

戦法は、追い込み中心だが、展開次第では、自力も出せる準備はしているとの事。
レースでは、「あらゆる展開、流れに対応できる走り」を目指している。

練習は、ワットバイクとウエイトトレーニングで、
身体の使い方とバランス感覚を意識している。
東口選手の格上の捌きに注目。

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初日 5R 9番 菊池 竣太朗(静岡・111期)

特別昇班後、早くもV2を飾り、
順調な戦歴を残す菊池選手。

西武園バンクは、2回目の参戦。
前回は、チャレンジ戦初Vを飾ったメモリアルバンク。

戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは、組み立てが悪く、先行出来ずに捲りになるレースがあるので、
「先行できるように、しっかりと組み立てを考えて、
 勝てるレースをすること」を心掛けている。

練習は、街道モガキが中心で、
600mのモガキを5-6本集中しておこなう。
前回の福井で外国人選手や同期の南潤選手(和歌山111期)の話を聞いて、
ウエイトトレーニングも始めたとのこと。
テーマは、パワーアップとダッシュ力強化。

菊池選手の先行逃げ切りに期待。

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初日 3R 9番 高橋 泰裕(埼玉・107期)

鋭いダッシュで、成績上昇中の高橋選手。

前回は、インフルエンザで欠場も、
「今回まで間隔があいていたので、練習も出来て感じもいい、
 暖かくなって、スピードが出る感じもある」とのこと。

西武園バンクは、V歴はまだないが、
「直線が短くて好きなバンク」と言う。

戦法は、捲り・カマシの自力勝負。
レースでは、「最終バックを取って、
 力を出し切り、押し切る」ことを心掛けている。

練習は、街道モガキを中心にウエイトトレーニングだが、
最近はバンクにも入り、先行の粘り強化を図る。

高橋選手のA級初Vに期待。