田淵浩一の前検日検車レポート 8月19日
明日、8月20日から西武園競輪では、
関東カップ・第60回日刊スポーツ新聞社杯争奪戦(F1)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
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初日 11R 2番 金子 哲大(埼玉・95期)
前回、四日市を欠場し、約1カ月ぶりの実戦となる地元金子選手。
欠場理由を尋ねると「練習中落車したが、大丈夫」とのこと。
西武園バンクは昨年V歴もあり、相性は良い。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは「自分のタイミングで仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は、街道モガキとウエイトトレーニングで、全体的な底上げを図る。
金子選手の地元Vに期待。
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初日 11R 3番 堀内 俊介(神奈川・107期)
自力基本に売り出し中の堀内選手。
近況成績は、1着取るもダッシュの切れが不満の様子。
西武園バンクは、A級1.2班戦上がってすぐの頃に走って以来、
2回目の参戦で、久しぶりとなるが「走りやすいイメージ」と言う。
脚質は地脚。戦法は先行・捲りの自力勝負。
レースでは「ペースが緩めば仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は、街道・バンクモガキと
最近ウエイトトレーニングも取り入れ、ダッシュ力強化が課題。
堀内選手の自力勝負に注目。
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初日 10R 1番 吉田 昌司(茨城・111期)
前回大宮でS級特昇を果たし、初戦を迎える吉田選手。
特昇について尋ねると「思ったより時間がかかったが、素直に嬉しい」と語る。
追加斡旋も2週間前に出ており、練習もしっかり出来た様子。
不安と期待半々も上位選手との戦いを楽しみにしている。
西武園バンクの相性は、前回準決勝敗退で「あまり良くない」と言うが、
本格化した吉田選手なら、問題なさそう。
戦法は流れの中での自力勝負。
レースでは「力を出し切る」事を心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
トップスピードを上げる事とパワーアップを図る。
吉田選手の自力勝負に注目。
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初日 6R 1番 野口 裕史(千葉・111期)
近況成績抜群で、本格化してきた野口選手。
今節は、師匠の武井大介(千葉86期)選手も一緒の斡旋と心強い。
西武園バンクは、今までは優出なく相性は良くないが、
状態も良く、レースにも慣れてきた野口選手は自信ありそうだ。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは「主導権を取って、ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
トップスピードを上げる事を意識している。
また、スタート練習をするようになって、
スピードの立ち上がりが良くなってきたとのこと。
野口選手の先行逃げ切りに期待。
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初日 6R 3番 大矢 崇弘(東京・107期)
S級降級後も安定した成績を残す大矢選手。
本人は、あまり納得していない様子も「来期に向けて半年間、
練習方法やセッティング等いろいろ試しているところです」と言う。
西武園バンクは、チャレンジ戦V以来2回目の参戦も
当所は大矢選手のホームバンクであり、走り方はよくわかっている。
戦法は、先行・捲りの自力勝負。
レースでは「早めの仕掛けで、ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はバンクモガキ、ウエイトトレーニング、ワットバイクで
ダッシュ力強化を図る。
大矢選手の自力勝負に期待。