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RACE2020.3.7

<3月5日~7日>西武園競輪 第93回スポーツニッポン新聞社杯Fl「レース展望」※3/7更新

■ S級決勝戦展望

並び
56 27 93 48 1

根田-中村の千葉師弟ラインが本線。
準決勝戦同様、阿竹-大崎の四国ライン。
伊藤には「一発あるので期待する」」と
渡辺がつき近畿ライン。
武田は「いつ以来かわからない」と、
久しぶりの単騎戦を選択した。
動ける北日本の2人は長考の末、
根本-早坂の並びに決まり、
2対2対2対2対1の細切れ戦になった。

先行意欲は師匠をつけて走る根田と
連日先行している早坂の前を走る根本が
積極的に仕掛けそうだ。

根田は、カマシ・捲りが多いので、
初日のようなカマシ先行が理想で、
根本が押さえて先行態勢に入る展開になりそう。
単騎の武田は位置をしっかり取りたいはずで、
早坂の後ろあたりからレースを進めるか?
伊藤も位置取りをしてから仕掛けたいので、
最低中団は欲しい。
阿竹は千葉と北日本ラインの間隙をつきたい。

準決勝戦、構えて仕掛け遅れた根田に話を聞くと、
「花粉症の影響で、身体が動かなかった。
決勝戦、一番の敵は花粉です」と言うが、
師匠をつけて同じ失敗は許されない。

北日本ラインの先行を根田がカマシてしまえば、
師匠中村との一騎討ちとみるが、
捲りに構えるようなら、
根本の番手からシビアに攻める早坂に
チャンス到来か。


■ 最終日(3/7) 推奨レース

 ★3レース「関東ライン優勢」

  ×注  △    ◎〇
  714 9 3 6258

 ★7レース「金子の逃げ切り期待」

  ◎〇    注  △
  257 3 9 486
   ×
   1
   競り


■ 3/7 L級ガールズ決勝出場選手インタビュー
 


■ 西武園Fl戦 展望記事

南関東ラインに期待する。
中心は根田空史(千葉94期)と
中村浩士(千葉79期)の師弟コンビ。
根田は前々回豊橋G1全日本選抜でも2勝を挙げ、
カマシ・捲りの破壊力は抜群。
中村も目標次第だが、
安定感ある走りは変わらない。
西武園バンクは昨年4月両者で
特選・決勝戦ともに中村が差して
ワンツーと息の合った連係を見せた。
好調で差し脚切れる
福田知也(神奈川88期)も追加参戦となり、
南関東ラインが充実、V争いをリードする。

対するは前期SS班武田豊樹(茨城88期)。
昨年は度重なる落車の影響で、
GP出場ならずSS班から降班したが、
実績は断然。西武園バンクは、
昨年8月の記念6.7.1.8着と
欠場明け初戦だったので、
今ひとつの成績だったが、
当所記念V3(2005.2012.2015)の
実績を持つ得意バンクの一つ。
地元の金子哲大(埼玉95期)目標か
自力勝負で互角の勝負を演じる。

松岡健介(兵庫87期)の自力も魅力ある。
前回の川崎の成績は良くなかったが、
勝負どころで仕掛けており、
数字ほど悪くない印象。むしろ川崎以外は、
1月和歌山完全V含め好成績をおさめており、
西武園バンクも昨年の記念1.3.5.2着と
動きも良かった。カマシ・捲りで応戦する。

あとは、阿竹智史(徳島90期)も安定感ある。
自力自在戦で戦い、今期110点台をキープ。
西武園バンクは昨年2月1.1.②着と
決勝戦、カマシ先行で
徳島ワンツーを決めた走りは、
インパクト大の走りだった。
レースの流れに応じた
柔軟な走りに注目したい。

自力タイプ揃い、激戦模様だが、
ラインの厚みで、南関東ライン優勢とみる。


■ 田淵浩一氏による前検日前検レポート