ニュース

topics

RACE2020.6.17

<6月15日~17日>西武園競輪 関東カップ・第64回サンケイスポーツ杯Fl「レース展望」※6/17更新

■ S級決勝戦展望 ※6/17更新

 並び
 14 378 2 6 95

 群馬の天田には、特選・準決同様、
 山梨の志村に小林も続く上甲ラインが出来、
 地元の池田には、
 準決同様同県の中田がつけて埼玉ライン。
 注目の千葉の野口の後ろは、
 芦澤が名乗りをあげて、
 青森の永澤は「点数あるので、
 野口マーク主張するのが自然でしょうが、
 芦澤さん怖いから単騎戦で・・・」と
 コメントした。
 もう1人の南関東から勝ち上がった静岡の大石は、
 野口とは別線の単騎自力戦を選択して、
 3対2対2対1対1の細切れ戦となった。
 野口-芦澤の連係実績を尋ねると、
 昨年の岐阜記念の2次予選で連係しており、
 野口1着芦澤3着で芦澤の援護もあり、
 野口が逃げ切っている。先行意欲は、
 ライン2車でもやはり野口が一番だろう。
 野口以外では、大石も積極的で好調だが、
 単騎戦なので、仕掛けどころは難しい。
 ライン3車の天田のカマシも考えられるが、
 仕掛けは早くない。
 地元の池田は「勝てるレース」を考えると、
 位置取り重視で、好位キープから仕掛けたい。
 野口相手に赤板過ぎから先行争いする
 選手は見当たらず、
 野口は天田や大石のカマシを警戒すれば、
 意外と楽に先行出来る展開か?
 番手芦澤は、信頼できるマーカーなので、
 野口の逃げ切り、S級初Vの可能性十分だ。
 永澤は準決勝戦も単騎戦で、
 最終ホーム9番手から1着と出来も動きも抜群。
 競るよりは、脚溜めて突っ込む方が良いだろう。
 池田は野口ラインの3番手か悪くとも
 天田ラインよりは前でレースをしたい。
 大石は行けるところから一発狙いか?
 野口マイペースなら、逃げ切りVとみるが、
 天田や大石がペース乱せば、
 池田や永澤も勝負強さを発揮しそうだ。


■ 6/17 3日目(最終日) 推奨レース ※6/17更新

 ★4レース「太田の2勝目期待」

 ×  〇◎△   注
 38 1725 694

 ★9レース「茨栃ライン強力」

 ×    注 〇◎△
 186 52 3974


■ 西武園S級戦展望 ※6/14更新

今節の西武園は、
突出した選手不在で、混戦模様の中、
山岸佳太(茨城・107期)の機動力に期待する。
今年V2を飾り、2月伊東では売り出し中の新人、
高橋晋也(福島・115期)に先捲りで応戦してV、
3月広島は中団から捲ってVと
位置取りも出来るようになり、
戦法に幅が出てきた。西武園バンクは、
2018年11月7.2.⑦着以来の参戦になるが、
A級初Vを飾ったバンクで相性も良い。
同県の後輩である、
朝倉智仁(茨城・115期)目標に戦えれば、
より有利な戦いになる。

朝倉智仁も西武園は
S級特進を果たしたメモリアルバンク。
3月玉野のルーキーチャンピオンレースを
制するなど、順調にステップアップしている。
長い距離を踏める地脚タイプだが、
スピードもあり、仕掛けどころ次第では、
押し切りも可能。
芦澤大輔(茨城・90期)、中村淳(栃木・69期)、
飯嶋則之(栃木・81期)と頼れるマーク陣も揃った
茨栃ライン優勢とみる。

安定感NO1は永澤剛(青森・91期)。
3月大垣では山崎芳仁(福島・88期)の
番手捲りを差してV、
前回函館も和田圭(宮城・92期)の捲りに屈したが
準Vと近況成績は抜群。
西武園バンクは2018年11月8.7.1着以来の参戦で、
過去には準V歴もあり、良くも悪くもない印象。
今節、北日本は参加選手が少なく、
根本哲吏(秋田・97期)との連係になると思われるが、
縦脚兼備の追い込みタイプなので、
目標不在でも侮れない存在。

あとは地元の池田勇人(埼玉・90期)に期待。
近況は位置取りを重視してからの自力発進で、
縦横兼備の自力自在戦で戦っている。
西武園バンクは、
昨年8月の当所記念1.7.9.8着以来となるが、
F1戦では優出を果たしている。
関東勢多く、茨城勢との連係は、
勝ち上がり次第になるが、
同期の志村太賀(山梨・90期)あたりと
連係になれば、好勝負可能。
南関東ラインは変幻自在の走りで
何でも出来る桐山敬太郎(神奈川・88期)を軸に、
パワー溢れる先行力が自慢の野口裕史(千葉・111期)や
スピードある菊池竣太朗(静岡・111期)に
本来の動きが戻れば、V争いに加わってくる。

地区内斡旋により参加選手が多い関東ラインは、
ラインが別れそうで、
層の厚い茨栃ラインの山岸佳太を中心に推すが、
総合力ある永澤剛や地元の池田勇人の自力自在戦、
機動型揃う南関東ラインも勝ち上がり次第で、
強力なラインが出来そうで、激戦模様。